しゃれこうべ、ミイラ

February 26 Thu, 2009

昨日Rock Racingのしゃれこうべ(髑髏)デザインから、「呪われた・・・」と書いてしまいましたが、ナショナル ジオグラフィック 日本版の2月号では、シチリアの修道院地下にしゃれこうべどころかその下の体までも残したやつが並んでいる写真が載っていました。
webの壁紙コーナーにもアップされていますから、しゃれこうべに興味がある方はPCに張り付けては・・・。
私は、嫌ですけどね。

森 敦(もり あつし)の「月山」という小説に、庄内地方の寺院に祭られたミイラが、行き倒れの内蔵を引っ掻き棒で抜いて燻して造られたものだという事実か、風聞か分からない記述がありました。
「千の風になって」を世に送り出した若き日の新井 満が、「月山」からミイラの文章(詞)などをピックアップして曲をつけ組曲「月山」としてLPレコードにしていました。
「月山」が芥川賞を受賞した後だった事もあり、はでなディスプレーに惹かれてまんまと買わされましたが、LPレコードはいつのまにやら行方不明になってしまい、数年前に復刻CDを手に入れて聞いてみると、これがなかなかの物で・・・良いですわ。
昨年のヨーロッパにも持って行って聞いていたのですが、ダイナッミックな大地、曇り空、人気の少ないアイスランドではやっかいな気持ちになってしまいそうで、出番は1度だけでした。

Posted by kus : February 26 Thu,2009 23:47  Comments(0)
 

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