りんとした空気と抜けるような青空が、私の休日にシンクロする機会が少なかった今年の冬、一週間前の晴れ上がった日、四国カルストの大野ヶ原で雪原散歩を楽しんで来ました。
久しぶりの大野ヶ原は以前のままで、二つのとんがり屋根を付けた小さな建物が迎えてくれました。
外観からは想像できないこの小さな建物は、「トイレ」なのです。
夏ともなれば、観光客が涼しくて乾燥した空気を求めてやって来る高原は、静粛な白に覆われていて、時たま地元の軽トラックが現れるのみでした。
雪原散歩でのバケットとビールもどきは、下界よりも旨いです。
円熟した10年物の靴底は無残にも二つに分かれて、ブナ林の手前で引返すはめとなり、雪の無い間には駐車場となっている広場で予定より早い昼食となりました。
さて、来シーズンは次の靴を探さなきゃあ。
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