ベタベタでカビがそこらあたりを征服しかかっていた夏が、やっと彼方に行ってくれそうな今日この頃。
棚田に黄色がやってきています。
一昔前、いや二昔前かな、その頃には無かった青いネットが田のあぜに張られています。
山から降りてくる猪などを防ぐためでしょうか。
昨年、この道筋には電気柵が張られた田がありました。
スイスで牧場に張っていた電気柵に触ってみた事がありますが、ピリッと来てもう一度触ろうという気持ちにはなれませんでした。
電気柵は、食い詰めて山から降りてくる動物達だけでなく人間様にも「やさしい」システムのようです。
日本の狭い耕地に設置して費用に対する効果がいかほどのものか、どちらかというとマイナスに傾くのじゃあないかと思いますが、せっかく丹精込めて作っている物を奴等の餌食にするものかという意地で設置するのでしょう。
青いネット・・・・・・まあ、気安め程度か、ちょっとは効果があるのか。
秋の黄色は、山からの招かざる客には注意信号では無くて、歓迎信号なのかも知れません。
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