天候が良さそうだった第19ステージ、Colle della Finestreのダートは、固く締まっていて走りやすそうに見え、ちょっと期待はずれでした。
路肩に盛り上げていた土が崩れていなかったので、直前に整地したのでしょう。
画像のサムネイル
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私の予想の外にあったPaolo Savoldelliが、マリアローザを得るのはほぼ確定しました。
彼の、安定した強さが意外でした。
5月28日のGiro d'Italia第19ステージは、3つ目のGPMであるSestriereでゴールしますがその手前のCategoria Speciale(スペシャル・カテゴリー)GPMのColle delle Finestre。
Giro d'Italiaが始まる前に「こりゃあ凄そうだな。」と思っていましたが、プロフィールマップの破線を見落としていました。
平均勾配9.2%で距離18,5kmという凄さだけでなく、10.6km手前からピークまでの7.9kmの区間が、ダートらしいです。
平地ステージで本命の Alessandro Petacchiがステージ優勝しました。
ライバルの新大陸スプリンターRobbie McEwen、Baden Cooke、Stuart O'Gradyや、エストニア人スプリンターJaan Kirsipuuが第13ステージから出走していないですから、当然といえば当然な結果でしょう。
Passo dello Stelvioの九十九折れは、南斜面ということもあってか余り雪は残っていなかったようです。
北斜面はさすがに厚く雪が残っていたようですが、Giro d'Italiaは無事に通り抜けたようです。
第14ステージのサムネイル一覧
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昨日の5つのGPM(山岳ポイント)を含む218kmの山岳ステージ、優勝したSelle Italia-ColombiaチームのIvan Parraはコロンビア人。
ステージ3位までにイタリア人は入らず、4位にCredit Agricoleチームのイタリア人Pietro Caucchioliが入っています。
前々日の第11ステージで上位にイタリア人以外のクライマーが入って来ると予想していましたから、一つずれた感じです。
Dolomiteから始まった本当のGiro d'Italia、基本的にはお呼びが掛からないスプリンターにも可能性があるステージの1つが消費されました。
世界最速列車Fassa Bortoloが、仕掛けられていたかもしれないATSで減速されることなく運行され、Alessandro Petacchiが今年のGiro d'Italiaで2勝目をあげました。
本格的な山岳ステージが始まったのですが第11ステージは意外な結果に終わってしまいました。
more>>Davitamon-Lottoチームのオーストラリア人Robbie McEwenが、ベタベタの平地ステージでFassa Bortoloチームのイタリア人Alessandro Petacchiを僅差で下して、今年の(2005年)Giro d'Italiaで3勝目をあげてしまいました。
more>>第9ステージでやっとAlessandro Petacchiがゴール・スプリントでステージをものにしました。
more>>トスカーナのFirenze周辺で行われた 個人タイムトライアルの第8ステージ結果からマリアローザの行き先が更に絞られて来たようです。
more>>携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーに内蔵されたリチウムイオン電池が爆弾にもなりうるという話。
more>>
彼の人生。
Vittorio Venetoの丘の上に、妻のAlessiaと12頭のロバ、あと数週間で生まれるであろう4頭のロバ、3匹の犬と1羽のカッコー« bicuculo»(いつも2回カッコーと鳴く) と一緒に住んでいる・・・・
と紹介されているMarzio BruseghinがGiro d'Italia第5ステージで2位でした。
そのコメント、面白いです。
昨日の第5ステージ迄で2勝もしてしまったのがイタリア人のDanilo Di Luca、同胞のAlessandro Petacchiがうまくやれていないのに代わってあげているようでもあります。
プロローグからのステージ優勝者を列記してみると、
第4ステージ、のサムネイル(ちっちゃい画像)
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連続写真でこのステージでのアクシデントが、語られています。
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本命Alessandro PetacchiのFassa列車がうまく機能せずに、Robbie Mcewenに約束された一勝が早くも行ってしまいました。
これにより、ライバルのスプリンターにもチャンスが見えて来たでしょうし、Robbie Mcewenももう一つを狙ってくるでしょう。
Giro d'Italia 2005第1ステージは、ゴール寸前に400mの11〜15%勾配があるというオランダかベルギーのクラッシック・レース並の厳しさだったようで、Petacchiを癖顔イタリア人Bettiniがまんまと出し抜いて、ステージ優勝とマリア・ローザを得たようです。
more>>昨日から始まったGiro d'Italia、最終日のMilannoで総合一位のマリアローザを纏っているのは誰なのでしょうか。
マリアローザの行方、予想をたててみましょうか。
明日、5月7日からGiro d'Italiaが始まります。
10回近くある平地ステージに於ける中心人物になるであろうAlessandro Petacchi、所属するFassa Bortoloチームのメンバーは、彼のゴールスプリントの為に編成されているようです。
さて、真っ先にゴールラインを超えることが出来るのは何回でしょうか。
今年のGiro d'Italiaコースを遅ればせながらチェックしていて見つけたCategoria Speciale GPMです。
第19ステージに、平均勾配9.2%で距離18,5kmという長丁場のColle delle Finestreが山頂ゴールSestriereの手前26kmにあります。
Colle delle Finestreの場所はTorinoの西、フランス国境に近いSusaの南で、TCIの1/200,000地図にもちゃんと載っています。
・・・・という素晴らしい、結果を上げてしまった福島康司。
ステージ数が5つもあるステージレースですよ、しかもフランスですよ。
大相撲でヨーロッパ大陸から来た力士が大関になるくらいの快挙です。・・・・って例えは、良いのか悪いのか。
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