昨日の第5ステージ迄で2勝もしてしまったのがイタリア人のDanilo Di Luca、同胞のAlessandro Petacchiがうまくやれていないのに代わってあげているようでもあります。
プロローグからのステージ優勝者を列記してみると、
Prologue : Brett Lancaster (Aus) Ceramica Panaria-Navigare Stage 1 : Paolo Bettini (Ita) Quick.Step Stage 2 : Robbie McEwen (Aus) Davitamon-Lotto Stage 3 : Danilo Di Luca (Ita) Liquigas-Bianchi Stage 4 : Luca Mazzanti (Ita) Ceramica Panaria-Navigare Stage 5 : Danilo Di Luca (Ita) Liquigas-Bianchi
1/4が終わったGiro d'Italiaは、新大陸オーストラリアからの出稼ぎ人と地元イタリア人が主役となっています。
第4ステージでPaolo Bettiniが降格になるような事をしでかしていなければ、オーストラリア人のBaden Cooke(Francaise des Jeux)がステージ優勝していたはずですからステージ優勝を新大陸3人、ローマ帝国末裔3人と仲良く分け合っていたことでしょう。
ドロミテから始まる山岳ステージとなれば、一方の主役オーストラリア人は沈んで行き、イタリア人のクライマーが総合首位を狙って浮き上がってくるでしょう。
・・・・プロツアーチームが全て出場している(させられている)といっても、やはりイタリア人の為のGiro d'Italiaです。
今日の第6ステージは、内陸部から地中海に向かいMarina Di Grossetoという海岸の町を3周してゴール。
最後のGPMを降りきってからゴールまでの38km余りはフラット、もしかしたらAlessandro Petacchiが初めてのステージ制覇。
翌日は内陸部の丘を上がったり降りたりして、トスカーナのPistoiaに向かうコースで二つのGPM、またまたイタリア人クラッシックハンターや、新大陸スプリンターにチャンスが巡ってきそうです。
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