Davitamon-Lottoチームのオーストラリア人Robbie McEwenが、ベタベタの平地ステージでFassa Bortoloチームのイタリア人Alessandro Petacchiを僅差で下して、今年の(2005年)Giro d'Italiaで3勝目をあげてしまいました。
世界最速のFassa Bortolo列車に自分のチーム列車がかなわなくても、ゴール前150mは世界最速といわれている最終車両Alessandro Petacchiの直後から加速して僅差で先にゴールラインを超えてしまうRobbie McEwen、恐るべきオージー。
今日の第11ステージからは、別のGiro d'Italiaが始まります。
・・・いや、本当のGiro d'Italiaというべき山岳ステージの開始です。
とは言っても、スプリンター達に可能性があるステージはまだ4つあります。
第12ステージでは最初にGPMがありますが、ゴール前70kmほどから厳しい登りもなさそうで「純粋系スプリンター」でもステージ優勝の可能性がありそうです。
第15ステージも最初にGPMで、降りきってからゴールまで154kmは、ほぼフラットでまさしく「純粋系スプリンター」のステージのようです。
第16ステージは、最初フラットでゴール手前40kmあたりにGPMがありますから、「純粋系スプリンター」よりも「クラッシック系スプリンター」のステージになりそうです。
Milanoにゴールする第20ステージは、「純粋系スプリンター」の為に設けられたようなものです。
今日のDolomiteステージの結果を明日起き抜けに見るのが楽しみです。
取りあえずは、イタリア人以外の山岳スペシャリストがステージを獲り、去年のマリアローザの主であるLampre - Caffitaチームのイタリア人Damiano Cunegoがマリアローザに手が届く位置に来るでしょう・・・と予測します。
この予測は、あたりまえ過ぎますけどね。
・・・穴に上げておいたDomina Vacanzeチームのウクライナ人Serguei Goncharの総合順位が上がることも期待をもって予測します。
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