今年のTour de Franceが決まった第17ステージでステージ優勝と、総合1位の黄色いジャージに手を掛けて、第19ステージの個人TTで黄色ジャージの袖に腕を通したアメリカ人Floyd Landisのテストステロン騒動は、どうも彼にとって最悪の方向に向かいそうです。
最初のサンプルAの分析で同位体比質量分析(IRMS)を行っていたという、レキップ紙のリーク情報があり、その分析結果は「黒」。
同位体比質量分析(IRMS)ではテストステロンがどこで造られたかが分かってしまうという事で、彼のテストステロンは体内で造られたのではなく、外因性のものだったという事です。
元バレンシアナのマンサノによると「.........パッチ式のテストステロンは前夜皮膚に貼り付けるだけで即効性があるが、2時間以上つけていると陽性反応になる.........」だそうです。
ランディス君、テストステロンパッチをビールの酔いで30分くらい余分に皮膚の上に留めてしまったのかな。
ハイテクを誇る自転車界で古典的な薬品で陽性になってしまうなんて、処方箋の間違いか本人の不注意でしょう。
今日、私も彼を90%「黒」と決めつけました。
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