国際免許証、顔写真

April 27 Fri, 2012

国際免許証の申請に警察署に行って帰ろうと自転車の鍵を外していたら、受付のオネーさんが追いかけてきて「顔写真は自分で印刷したものですか?」「そうです。」
なにやらまずいみたい。
以前に、プリンターで印刷した顔写真がダメだった事があったようです。
免許センターに電話で問い合わせ始めたが埒が明かなそうで、受話器を貰って直接話をすると、フィルムで撮ったのじゃないとNGだとか。
町の写真屋でパスポート写真作るのも、デジカメと専用アプリでサイズ調整してプリンターで印刷という時代でそんなんありかいな。

電話でパスポート写真の事や、他の県警のホームページでは、インクジェット印刷でもOKだと載っていたという事などを話していると、どうも以前に写真用ペーパーではない「ごく普通の紙」に印刷して不鮮明な顔写真を使おうとした輩がいたらしい。
そのとばっちりを受けたわけですが、ダメ写真が有った時点或いは事後に、どういった写真はダメですよという情報を出先にも共有させるべきでしょう。
当然ながら、「プリンターで印刷したのはダメです。」という全てを切り捨てる誤った認識をするのではなく、どうしてダメなのかという事をはっきりさせるのが「世の中の常識」でしょう。
嫌な響きの「世の中の常識」という言葉を使ったのは、国際免許証発行の業務の元締めであり「世の中の常識」を守るであろう組織、警察に敬意を表してです。

問題の本質は「パソコンプリンターで出力」ではなくて、「不鮮明な写真」だったのですが、それをほじくり出すまで無駄なエネルギーを使い「失望感の再確認」をしました。
国民の権利の行使には、イタリアを代表とする西ヨーロッパあたりだと多大なエネルギーが必要になる時もあるらしいのですが、わが日本でも時として幾ばくかのエネルギーを必要とするようです。
・・・そういってイタリアを格下に見ては、あきません。侮れません。尊敬すらします。フクシマの後、いち早く「国民投票」で生存権を行使しましたから。

さて、電話の先の担当者は、印刷の鮮明さはどうか、紙質はどうかなどお話になり私が全部クリヤーしますと申し上げたところ、受話器のこちら側にいる警官に変わってくれとおっしゃり、私の顔写真についての考察を受話器の向こう側で聞いてたようです。
警官から「鮮明だけども、僅かにちょっとというところもある。」という素晴らしい考察をいただき、「免許センターに送ってみます」というオネーさんの言葉で、めでたく警察署での申請は受理されたました。

参考:
埼玉県警:国外免許証の申請手続き
「※ 国外運転免許証に貼りますので、パソコンプリンターで出力する場合は、写真専用の用紙を使用した鮮明な写真を提出してください。」と明記されています。
わが県警のサイトには、そんなに詳しく書かれていません。
埼玉県警に習ってその注意書きを入れなきゃあ、ダメでしょう。
国際免許証は、県の公安委員会が発給していますが「日本国」が定めた様式に沿っています。

Posted by kus : April 27 Fri,2012 14:59  Comments(2)
 

Comments

いや〜、しばらく姿を見てませんが、で、現在は、どうされてますか?

Posted by: osa : May 12 Sat, 2012 10:18

2011年、正月以来ですねえ。
今何やってるは、twitterのmkusunose見てちょうだい。
https://twitter.com/#!/mkusunose

Posted by: kus : May 12 Sat, 2012 16:37

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