web口撃

June 9 Thu, 2005

もう削除されてしまいましたが、Giro d'Italiaの期間中に砂田弓弦氏のサイトで特定の日本人カメラマンを「口撃」しているコラムが載っていました。
その日本人カメラマンは、ゴール前の落車の瞬間を撮っているのですが、その後で現地のカメラマンにこずかれている光景がRAI(イタリア国営放送局)で流れてしまったそうです。
その事を現地人のカメラマンあるいは、TVを見た人に指摘されて同じ日本人として困惑していることを、名前を伏せたままかなり過激に「口撃」していました。

春先のヘント〜ウェヴェルヘムでもその日本人カメラマンを「口撃」したコラムがアップされています。
これは、削除されずに残っています。

Yuzuru Sunada 砂田 弓弦

そのあたりのいきさつや噂を辿っていて、興味あるページを見つけました。
選手の横30cmくらいのところに腹ばいになって、苦しそうな表情をアップで撮り出したのだ。
と書かれている選手のページです。

Roger hammond home page
pictures 3

腹ばいになって撮ったと思われる写真も載せられています。
Roger hammond本人は、腹ばいで撮られたことを怒っている風でもなく「・・・ there are a lot of photos from European races if you can follow the links!」とそのカメラマンが運営に関わっているサイトを紹介しています。
なんとなく、砂田氏はカラ回りのような。

事故に遭遇したときにカメラを脇に置き直ぐに救助の手を差し伸べるという事もヒューマニズムってやつからは歓迎される事でしょうが、自転車レースのカメラマンを報道カメラマンと同種族とするならば、まず状況を記録し後生に残すことも重要な事だと思います。
落車して足の骨がむき出しになっていても、心を鬼にしてシャッターを切れる事が報道カメラマンの基本的な資質でしょう、その資質は報道カメラマンと同じ種族を目指しているならば、持っていなければならないと思います
かのロバートキャパは、「スチール写真は出来るだけ対象に近づいて撮る事・・」というように言っているようですから、対象から30cmはロバートキャパ的には「王道」です。

・・・CICLISTIという雑誌は出来が良いのですが、3冊目をどうしようか迷います。
CICLISTI第2号の記事、「クラッシック、ワールドカップを走った日本人選手」に市川雅敏の名前が載っていませんでした。走った事ないのかなー、そんな筈はないですよねー。
webでの「口撃」が、私の中でのCICLISTIの価値を下げたようで残念です。

Posted by kus : June 9 Thu,2005 22:10  Comments(0)
 

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