2008年は、デンマークからアイスランドへのフェリーを運航しているSMYRIL LINE(スマイリル・ライン)がBergen(ベルゲン)へ寄港していました。(2010年は、ベルゲンへ寄港していない様です)
Bergenから乗船して1泊でフェロー諸島(デンマーク自治領)のTórshavn(トースハウン)、更に1泊でアイスランドのSeyðisfjörður(セイジスフィヨルズゥル)に上陸する事ができました。
ベルゲンの港から60kmほど、Tyseeという小さな町から5kmほど先に在る小さなキャンプ場で乗船するまでの2泊を過ごしました。

フェリーの出港時間は朝の10時、チェックインは8時からでしたので、ベルゲン郊外のキャンプ場に滞在すれば早起きしなくても時間的な余裕があったのですが、地面の状態が良く無く混んでいたので、地図のキャンプ場マークを頼りに近場を探してたどり着きました。
まだまだ肌寒い5月末という時期のせいか、キャンプしているのは自分だけでした。
数が少なくて狭いキャンプサイトが段々畑状にフィヨルドに向かって下がっていくという作りで、フィヨルドの海面まで降りて行くことができました。
草に覆われているものの地面は硬くてペグの刺さり具合が悪く、ペグの頭にそこら当たりに落ちている小石で打撃を与えないとペグ本来の用途を為さなかったのがマイナス要因でしたが、テントサイトからフィヨルドの海面を眺め下ろす事が出来るという好ロケーションには満足できました。
1つだけのシャワーがトイレとは別の小さな小屋にあったのが、他のキャンプ場と違っていましたが、温かくしかも無料だったので良しとします。
朝晩は10℃以下まで下がる気温での夕食と朝食は、着込んでからという事が前提でしたが、開放的な景色の中での食事は美味しくいただけました。
こじんまりとしているのも気に入って、星2つの評価としました。

Bergenの港から70kmもありますが、Bergen市内で少しだけ渋滞がある程度なので、車で1時間半ほど見込んでいたせいか余裕で港まで行く事が出来ました。
アイスランドからの帰路にも使おうと行ってみましたが、えらく混んでいたのでOslo(オスロ)方向に車を走らせて別のキャンプ場を探しました。
ハイシーズンには、避けたいキャンプ場です。シーズンオフなら申し分ありません。