2008年、アイスランドへ向かう途中、ノルウェーでの2泊目に利用しました。
スウェーデン国境に近いHaldenのFredriksten Campingで知りあったスウェーデン人が、美しい場所だと教えてくれたRjukan(リューカン)の町にほど近いキャンプ場です。
ノルウェーの首都Oslo(オスロ)から北西へ176km、テレマークスキー発祥の地Telemark(テレマルク)県、その県に属するRjukan(リューカン)には、導水管が10本ほどもある大きな水力発電所がありました。
キャンプ場は、その水力発電所から町を挟んだ反対側にあります。
見事に冠雪したままのGaustatoppen山(1,883m)を手前の新緑の林越しに眺める事ができるテントサイトは、離れた所にキャンピングカーとキャンピング・トレーラーが居るくらいで、他のテントはありませんでした。
未だ泥濘が少し残っている区域が在ったり、地面が少し傾斜していたりしたものの、草の状態は良く、素晴らしく眺めが良く開放的なテントサイトと、そこから眺めるGaustatoppenの印象的な形をすっかり気に入ってしまい星3つの最高評価を与えました。
温かいシャワーは、レセプションで専用コインを購入して使用する方式で、1枚で約5分間使用できました。
壁に額入りの絵が飾られていた木造のサニタリー棟の周辺には、屋根に草を生やした木造の小さなヒュッテが点在していて冬のスキー客にも対応しているようでした。
保温のためか屋根に草を生やした建物は、ノルウェーでよく見かけ、木造バス停の屋根にも生やしていました。
屋根に生やした草を初めて見た時は、手入れを怠った瓦屋根のぺんぺん草を連想してしまったのですが、まあたぶん保温効果が期待出来るのでしょう。
時間があればもう一泊したかったのですが、標高300m程のキャンプ場は翌朝の冷え込みでテントの結露が凍結し、9:30頃に太陽がやっと現れてテントが乾き始めるという5月末の厳しい気象に遭遇してしまい、アイスランドへのフェリーが寄港するBergen(ベルゲン)へ少しでも距離を刻みたかった事もあり、昼頃にキャンプ場を出発して谷間に細長い木造の町Rjukanを少しだけ散策して次のキャンプ場に向かいました。
名称 | : | Rjukan Hytte og Caravanpark |
場所 | : | Rjukan |
アクセス | : |
Oslo;E18;Drammen方向 --> Drammen;E134 --> Numedalsveien; --> Kongsberg;No.40 --> No.37 --> Rjukan |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 区画割なし |
地面 | : | 良い草地、少し傾斜あり |
シャワー | : | 10NOK(5分間、専用コイン必要) |
トイレ | : | 紙、液体石鹸あり |
評価 | : | ★★★ |
料金 | : | 125NOK=2250円(2008年) |