Bergen(ベルゲン)からE39を北上して、Sognefjord(ソグネフィヨルド)という全長が204kmで最深部1308ｍの世界最長で最深のフィヨルドをフェリーで渡り、更に北上を続けて適度に疲れた頃に、ここら辺りにしようと泊まったキャンプ場です。

Byrkjelo Campingのサイトにあるキャンプ場の全景を写した写真から分かるように、E39沿いでByrkjeloのsentrum(中心地)からも目と鼻の先にあり、当日は分からなかったのですが夏に使うであろうプールもあります。
夜ともなれば、E39(ヨーロッパ道路39号線)を走る車も疎らになり、すぐ側のキャンプ場でも良く眠れました。
夜といっても、訪れた時期はいわゆる白夜で太陽が落ちても明るく、22時に寝て、24時と3時に目が醒めても明るくて、7時過ぎに食事の準備するのに起き出したら明るくなっていて、闇がいつ来たのか分かりませんでした。闇の時間は無かったのかも。
疎らな車の音よりも、20時頃から降り始め翌朝も降っていた雨の方が気になりました。
雨の時はいつもそうするように、用足しに行き来するのに時間が掛からないサニタリーから程近いエリアにテントを張って、近くに置いてあった木製のテーブルで食事を作り、車の中で窓を曇らせながら食べました。

ノルウェー西岸のフィヨルドを移動始めてからの毎日、雨の時間帯が必ずありました。
雨の時間帯が一回だけなら良いのですが、「晴れ」と「曇り」「雨」の繰り返しが一日の間に何度か有り、夜と朝の雨に濡れたテントを10時頃に車の荷室に放りこみ、移動中に現れる太陽に向かってテントを干していましたが、苦労のかいもなくゴアライズ2というゴアテックス製の軽量テントはカビに覆われてしまいました。

雨に降られた事を評価要素に入れるのはアンフェアーですが、このキャンプ場は星2つとしました。
草の状態が良かったので、混んでいなくて夕食時中に雨が降らないという状況であれば星は1つ増えます。