Norway(ノルウェー)の首都Oslo(オスロ)からフィヨルドに面した港湾都市Bergen(ベルゲン)に向う途中、NotoddenのNotodden Campingの次の日に利用したキャンプ場でBergenからは東に100kmほどです。
あるwebページでVossが紹介されていて、その地名を覚えていた事もありますが、内陸部のダイナミックな景色に魅了されて時間を割いた事がVossのキャンプ場を利用した理由です。

フィヨルドを渡るフェリーを1度だけ使ってみようと選んだルートで、Osloから内陸部をBergenに向かいました。
Vossから38km南のKvanndalに着くフェリーには、Kvanndalから海を挟んで6kmほど南のUtneで車を載せます。
フェリーのデッキから辺境という言葉を使うのがふさわしい、回りを取り囲む優しくなさそうな山々の下に小さな畑と小さな家、という風景を眺めていると「旅情」というものが何処からか湧いてきました。

Saue Campingでは、テントを張った場所から少し離れた傾斜地を上がった場所にサニタリーが在り、中の様子は覚えてはいないないのですがトイレに紙と手洗用の石鹸(たぶん液体石鹸)があったとメモしているので、満足出来るサニタリーだったと思います。
北欧らしくサニタリーは1棟だけだったと思いますから、ハイシーズンはどうなる事か、こういった場所で混んでいたら受付を終わってから早々にシャワーを浴びるのが最良の選択となりますが、時にはシャワールーム前で待ち行列に加わる事もあります。

フラットで広々としたテントサイトの草は刈り取ったばかりで状態は良く、同宿者も数組という好条件、厳しそうな表情の山々から雪解け水らしき滝が幾筋も落ちているさまも眺める事が出来たのに満足して、星3つを与えました。
しかしこのキャンプ場でお土産を貰ってしまい、丸々と太ったダニを数日後に車内の足元に見付けて、このSaue Campingの翌日からの痒みの理由が分かりました。
・・・・綺麗な草地に隠れているくせ者に注意! といっても私の血で丸々と太る前に見付ける事は、ほぼ不可能ですが。

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追記:
2008年5月に再びそこを訪れる機会がありましたが、広いテントサイトは重機で堀り返されていました。
再び綺麗な草地に仕上るかは分かりませんが、たぶん綺麗になるのでしょう。