2008年、アイスランドへ向かう途中、ノルウェーでの4泊目に利用しました。
一面リンゴの木で覆われた斜面の一角にあるLofthus Campingから眺めた下ろしたソールフィヨルド(Sørfjorden)の素晴らしさに少し高揚した気分のまま翌日、世界最長最深のソグネフィヨルド(Sognefjord)に行きました。
といっても、ソグネフィヨルド(Sognefjord)は、全長204km、深さ1,308mとサイズが桁外れに大きいので、その一部を見たのにすぎないのですが。
その日の出発地点LofthusのLofthus Campingとアイスランドへのフェリーが発着しているBergen(ベルゲン)に近くてキャンプ場があるという条件で、ソグネフィヨルドに面するVikという小さな港町を地図で探し出して向かいました。
経験上、ノルウェーでフィヨルドに面する町に至るルートは、フィヨルド沿いの道以外は、常に山岳を越えなければならないのですが、Vikに至るルートも山岳越えをしいられました。
Lofthusからフェリー航路を経てVikまで続いている13という番号が付けられた道路は国道なのだろうと思われますが、さほどに広くなく工事中の区間も在ったりして、それなりに疲れました。
しかし、Vikへと下る途中の駐車スペースでソグネフィヨルドと町が一望の元に眺めることができ、その雄大な風景に運転疲れもどっかに行ってしまい、少し高揚したままにVikの町に下って行く事が出来ました。
フィヨルドまで直ぐのキャンプ場Vik Campingは、スーパーマーケットや商店が並ぶメインストリートからさほどには離れていなくて、歩いて買出しに行ける便利な場所にありました。
少し傾斜はあるものの綺麗な草に覆われたテントサイトのフィヨルド側(海側)には、羊たちが草を喰む斜面の下にキャンプ場の受け付けをしてくれる住宅があり、その反対側の山の斜面には住宅が建ち並ぶという開放的なロケーションは私の好みに合い、いつもの様に食事後は町を散策したりしました。
料金が70NOK=1,260円(2008年)と安く、随所に木製の椅子とテーブルが置かれていたり、トイレに紙のみでなく石鹸が置かれていたりと言うこと無しのキャンプ場です。・・・・もっともノルウェーのキャンプ場では、ほぼ例外なしに紙と石鹸が置かれていたのですが。
小さな町の佇いとキャンプ場の雰囲気が気に入ったので、評価は最高の星3つにしました。
訪れたのは5月下旬というローシーズンでしたから、他には1組しか居なかったのですが、ハイシーズンになればそれなりに混み合いそうな予感もします。
Lofthusから134km、 Bergenから169kmのVikはソグネフィヨルド(Sognefjord)の奥まった所にあり、美しい風景が展開するフィヨルド沿いの13号線から602号線に繋ぎ更に東に向かえば、そこから先はソグネフィヨルドの支流(という表現でいいのかな)という最奥の町に到達しますが、602号線までは進みませんでした。
名称 | : | Vik Camping |
場所 | : | Vik |
アクセス | : |
Lofthus;No.13;Voss方向 --> フェリー --> No.13 --> Vik Bergen;E16;Oslo方向 --> Voss;E16/No.13 --> No.13 -->Vik |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 区画割なし |
地面 | : | 良い草地、少し傾斜あり |
シャワー | : | 10NOK(5分間) |
トイレ | : | 紙、石鹸あり |
評価 | : | ★★★ |
料金 | : | 70NOK=1,260円(2008年) |