どのように発声するのか判らないIshøjという町は、デンマークの首都コペンハーゲンから電車で20分程の西にあります。
2003年の6月中旬、コペンハーゲンへ往復するのに手頃なキャンプ場を探してその町を訪れ、旨い具合に居心地の良いキャンプ場を入り江に見つけました。
下調べのために、対岸から覗くとヨットのマスト越しに緑の芝生が見えました。
チェックインした後、奥へ車を進めて行くと緑の芝生が広がりその前には入り江に浮かぶヨットと赤く塗った小屋が見えるという嬉しい景色でした。
岸辺にテントを張りたかったのですが、先客が居たので通路を挟んだ手前に場所を見つけました。
キャンプ場のレセプション付近からは、船の舳先の様にも感じられる現代的な建築物が見えました。
最初は、何かのモニュメントかと思っていたのですが、レセプションで貰ったパンフレットを見てみたらARKEN Museum for Moderne Kunstとありました。
最近、ヨーロッパの美術館リストを作っているので調べて見ると、ARKEN現代美術館では、ピカソなどの企画展が行われていたようです。
コペンハーゲンからキャンプ場に帰って来て、ARKEN現代美術館に入ってみましたが小さな企画展のようなのをやっていたものの、物足らない内容でした。
天井が十二分に高く、平面のスペースも十分に有るので規模の大きな企画展も出来そうです。
北欧のキャンプ場らしく、電熱ヒーターが備わった炊事棟や暖房が入ったトイレ兼シャワー棟、集会棟などが点在しています。
2泊目、集会場に入ってみると壁にいくつかのポスターが貼られていました。
このポスターは、コペンハーゲン駅前にあるチボリ公園でコンサートが行われた時の物でしょうか、線でシンプルに描かれた楽譜立てから想像できます。
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