ここも、スイスの3つ星キャンプ場です。
Kunstmuseum Bern(ベルン美術館)には、世界最大のクレー・コレクションがあると高知県立美術館ライブラリーのヨーロッパ美術館ガイドに載っていたので、ゆっくりと探訪しようと前日に捜し当てたキャンプ場KappelenbruckeはBern北西の郊外にあります。

スイスの首都Bernの重厚な佇まいのベルン美術館では、残念ながらパウル・クレー(Paul Klee)のコレクションには少ししかお目にかかれませんでしたが、ヨーロッパ主要都市の美術館がそうであるように美術史を学ぶ事ができました。
..............ぼーと眺めながら、おっこれは！ 何処かで見た事あるなあ...............でしたけど。
その日は晴れていて、南ヨーロッパに負けず劣ら高コントラストで描かれていたBernの旧市街、路面電車が走って来るのを避けながら歩くのを強要されますが、そういった町を彷徨するのが面白いのです。
街路市で無雑作に積まれたチーズの固まりや、さまざまに加工されたオリーブが木の桶に盛られているのを見て嬉しくなってしまいました。

沢山のパウル・クレー(Paul Klee)作品を彼の生地であり没した地であるBern(ベルン)で見たかったのですが、果たせずにちょいと悔いが残りますが2005年にパウル・クレー・センター(Zentrum Paul Klee)が出来たようです。
そこに行けば、間違いなく沢山のパウル・クレーに出会う事が出来るはずです。
次の機会には、是非とも訪れたいです。

TCIが管理するKappelenbruckeというキャンプ場は、テントサイトが通路の一番奥に在ります。
サニタリーから近くて、綺麗に手入れされた広いテントサイトの草地には車で乗り入れ出来ないですが、すぐ前に駐車できたので不便さは感じませんでした。
車乗り入れ禁止というおかげか、草の具合は最上級で奥行きも広く自転車で訪れるにも良さそうです。
たぶん自転車を草地に入れるのは、許してくれそうです。
テントサイトからは、Aare川とそれに掛かっている高架橋を行き来する車を眺める事が出来て、都市の郊外に居ることを実感しました。