Swiss

 Zernez/Cul

ここは、Davos(ダボス)とSt.Moritz(サンモリッツ)を訪れるのに便利です。
スイス・ドイツ語圏のキャンプ場らしく、解放的で広いテントエリアの綺麗に手入れされた草、Coop(生協)と鉄道駅のあるZernezという町まで川沿いの小道を歩いて数分、気に入って連泊しました。
安くて旨いCoop印のラガービール(キリンとは違う本物です)を手に入れ易いという事もあり、評価は星3つです。


Zernezへの小道


Zernez

イタリアからオーストリアを経て、チェコに向かう道中でSt.MoritzのSegantini Museum(セガンティーニ美術館)に行ってみようと、オーストリアに向かうN27沿いのキャンプ場で良さそうなのを物色していて、St.Moritzから30kmほどオーストリア方向(東)にこのCamping Culを見付けました。
キャンプ場を見付ける時は、闇雲にではなくて地図でキャンプ場マーク(▲印)のある場に行き、外から広さとか草の具合とかをポジティブ的あるいは、ネガティブ的に確かめて直観的に訴えるものがあればそのままレセプションに向かいます。
訴えるものが薄かったら、レセプションに気づかなかったふりをするか、断ってから眼鏡にかなうかどうか実地見聞します。

このキャンプ場は、外から見て広さと草の状態がいまいち分からなかったものの、ロケーションが私のキャンピング・センサー(ヨーロッパ版)に引っかかったのでレセプションに行きましたが、時間帯が悪くて閉まっていました。
これ幸いにテントサイトを観察して私のキャンピング・センサー(ヨーロッパ版)から合格点を得ら、滞在者にレセプションの開く時間を聞いたら、サニタリーはあそこで、雨が降ったり寒いときはあの小屋に入ると良い、すぐ傍に川があるけど夜は静か、などと笑顔で教えてくれたので、寝床を此処に決めるのに迷いはありませんでした。
設営場所を探して奥へ進むと、レセプション辺りでは混んでいた木立が疎らになり解放的で綺麗な草のキャンピング・グランドが現れ、その奥には広めのサニタリー、そして雪を被った山とZernezの町の一部分が..............文句無し。

雨に祟られたという事もあり数日滞在して、DavosやSt.MoritzのSegantini Museumを訪れました。
6月上旬の曇って寒い日、Davosに向かうN28のFluelapass(2383m)は、峠道の半ば辺りから両側に2〜3mの雪の壁があり、そこから雪解け水が流れて来ていたのでこれ以上温度が下がらないよう願いながら葛籠折れに車で挑みました。
Segantini Museumには、あらかじめ休館日を調べて行ったのですが、美術館下の駐車スペースに苦手の縦列駐車をしたところ、下りてきたイタリア人かスイスのイタリア語圏の家族に「Chuso(閉まってる)」と言われて「はあー..............」
青空は、町に行くのに必要という訳ではないのですが、ロードレーサーに乗るために私にとっては必須です。
晴れた日、Zernez(1472m)からN28を東のイタリア国境に向ってPasso dal Fuorn(2149m)にロードレーサで往復しましたが、ドイツ語圏から何時の間にかイタリア語圏になってしまいOfenpassというドイツ語の呼び名がイタリア語でPasso del Fuorn、スイス名物の郵便バスの停留所の表記もドイツ語のDIE POSTからイタリア語のLA POSTAになっていて、スイスに居るのだという事をあらためて実感しました。

標高1472mのキャンプ場での6月上旬、コクのあるCoop印のラガービールは肌寒さにもかかわらず旨く、毎夜オリーブオイルとニンニク、唐辛子を使って少しだけ肉類が入った野菜煮物の友となりました。

名称 : Cul
場所 : Zernez
アクセス St.Moritz;N27 --> Zernez
Davos;N28 --> Zernez
地図 ViaMichelin, Google maps
区画 区画割なし
地面 良い草
シャワー 温水/無料
トイレ 紙、石鹸あり
評価 : ★★★
料金 18SF
[Swiss]
upload:April 27 Thu, 2006
 
 

 

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