ヨーロッパへ 2012

June 4 Mon, 2012

ややマンネリ化しつつあるヨーロッパ彷徨、現地時間の6日午後から始めます。
6日の関空発00:10のカタール航空でドバイまで飛び、3時間の乗り継ぎ時間を寝惚け眼あるいは高揚感で過ごし、フライトの最終目的地シャルルドゴール空港でプジョー308SWをピックアップします。

途中で車の燃料(軽油)、食料、調味料、MSRドラゴンフライの燃料(ガソリン)、ワイン、ビール、ミネラルウォーターなどを仕入れますから、いつものMelunのキャンプ場に着くのは、夜になりそうです。
翌日は、改装工事が終わったオルセー美術館にDegas(ドガ)の回顧展を見に行くつもりです。
翌々日の8日(金曜日)から、Tour de Suisse第1ステージのLugano(ルガノ)に向かい2日間308SWを走らせます。

Tour de Suisseの後、ベルギーのLiege(リエージュ)で始まるTour de Franceまでの何日間はスイスアルプスの峠をロードで走るつもりです。
Tour de Suisseの期間は雨の日が多く、終わったら晴れ上がり気温がぐんと上がるというパターンが多いですから、スイスアルプスの峠巡りの頃は安定した天気となる事を期待しています。

今年のTour de Franceは、第19ステージのゴール地点と翌日の最終ステージのスタート地点が近いという、例年とは違ったレイアウトになっています。
第18ステージのゴール地点と第19ステージのスタート地点が離れていて、400km程あります。
第19ステージの個人タイムトライアルを見るのであれば、そのおまけとしていつものMelunのキャンプ場に泊まって最終ステージをParis(パリ)に見に行く事になります。
今年は久しぶりの全ステージ制覇となりそうです。

Tour de Franceの後、数日間Melunのキャンプ場で体を休めてから東へ、ドイツ、オーストリア経由で、スロベニアに向かう予定です。
スロベニアは初めてですが、イタリアに隣接する地域のスロベニアアルプスと呼ばれている山岳が美しいようです。
なんといっても通貨がユーロなので面倒な両替と、硬貨の使い切りに悩む必要がない事がありがたいです。
そしてスロベニアからMelunのキャンプ場までの復路は、オーストリアとドイツかスイスを経由してと考えています。
イタリア経由というルートもありますが、8月のイタリアキャンプ場は、混沌の真っ只中と想像しますからそこを経由して西には向かう気にはなりません。
イタリアのキャンプ場は、Giro d'Italiaの時期(5月)か9月頃が混沌とは縁がなく良いでしょう。・・・9月に行ったこと無いですが、たぶん混沌からは逃れる事が出来るでしょう。

といったところが大体の予定ですが、Tour de SuisseとTour de Franceのステージレース観戦は確定しています。
昨年と同じように、生存確認はtwitterで、面白そうな何かを見つけたらEuro-Memoにupdateします。
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Posted by kus : June 4 Mon,2012 18:55  Comments(0)
 

 国際免許証、顔写真

April 27 Fri, 2012

国際免許証の申請に警察署に行って帰ろうと自転車の鍵を外していたら、受付のオネーさんが追いかけてきて「顔写真は自分で印刷したものですか?」「そうです。」
なにやらまずいみたい。
以前に、プリンターで印刷した顔写真がダメだった事があったようです。
免許センターに電話で問い合わせ始めたが埒が明かなそうで、受話器を貰って直接話をすると、フィルムで撮ったのじゃないとNGだとか。
町の写真屋でパスポート写真作るのも、デジカメと専用アプリでサイズ調整してプリンターで印刷という時代でそんなんありかいな。

電話でパスポート写真の事や、他の県警のホームページでは、インクジェット印刷でもOKだと載っていたという事などを話していると、どうも以前に写真用ペーパーではない「ごく普通の紙」に印刷して不鮮明な顔写真を使おうとした輩がいたらしい。
そのとばっちりを受けたわけですが、ダメ写真が有った時点或いは事後に、どういった写真はダメですよという情報を出先にも共有させるべきでしょう。
当然ながら、「プリンターで印刷したのはダメです。」という全てを切り捨てる誤った認識をするのではなく、どうしてダメなのかという事をはっきりさせるのが「世の中の常識」でしょう。
嫌な響きの「世の中の常識」という言葉を使ったのは、国際免許証発行の業務の元締めであり「世の中の常識」を守るであろう組織、警察に敬意を表してです。

問題の本質は「パソコンプリンターで出力」ではなくて、「不鮮明な写真」だったのですが、それをほじくり出すまで無駄なエネルギーを使い「失望感の再確認」をしました。
国民の権利の行使には、イタリアを代表とする西ヨーロッパあたりだと多大なエネルギーが必要になる時もあるらしいのですが、わが日本でも時として幾ばくかのエネルギーを必要とするようです。
・・・そういってイタリアを格下に見ては、あきません。侮れません。尊敬すらします。フクシマの後、いち早く「国民投票」で生存権を行使しましたから。

さて、電話の先の担当者は、印刷の鮮明さはどうか、紙質はどうかなどお話になり私が全部クリヤーしますと申し上げたところ、受話器のこちら側にいる警官に変わってくれとおっしゃり、私の顔写真についての考察を受話器の向こう側で聞いてたようです。
警官から「鮮明だけども、僅かにちょっとというところもある。」という素晴らしい考察をいただき、「免許センターに送ってみます」というオネーさんの言葉で、めでたく警察署での申請は受理されたました。

参考:
埼玉県警:国外免許証の申請手続き
「※ 国外運転免許証に貼りますので、パソコンプリンターで出力する場合は、写真専用の用紙を使用した鮮明な写真を提出してください。」と明記されています。
わが県警のサイトには、そんなに詳しく書かれていません。
埼玉県警に習ってその注意書きを入れなきゃあ、ダメでしょう。
国際免許証は、県の公安委員会が発給していますが「日本国」が定めた様式に沿っています。

Posted by kus : April 27 Fri,2012 14:59  Comments(2)
 

 ヨーロッパへ 2011

June 17 Fri, 2011

6月21日から22日に日付が変わる頃、関空からエミレーツ航空でドバイ経由、CDG(シャルルドゴール)へ向かいます。

シェンゲン協定の90日間をフルに使って9月中旬までヨーロッパ大陸の西半分を彷徨します。
Tour de Franceは最終日以外を見る予定ですが、アルプス・ステージの移動とキャンプ場選びが大変そうです。
Galibier峠とAlpe-d'HuezにアクセスするにはD1091(地方道路1091号線)を使うしかなくて、交通規制される時間の確認が重要となります。
Galibier峠からAlpe-d'Huezの途中には、トンネルが連続する区間があり、注意が必要です。

ピレネーは、Lourdes(ルルド)周辺に沢山あるキャンプ場の一つに居場所を決めれば、第12、第13ステージの山岳へは自転車で自走、或いは車と自転車で簡単にアクセス出来ます。
いつも使っているOrinclesのD937沿いの農家キャンプ場は、Lourdesから東へ10kmほど、Tour de Franceの時も混み合う事はなく、良いグランドコンディション、今年も使うつもりです。

レンタカーは、いつものようにルノー・ユーロドライブを予約して・・・だったのですが、オーダーシートを代理店に送った後で、ワゴンタイプのMegane Estateが供給できなくて、一回り大きいLaguna Estateにグレードアップしてくれるという事でしたが、取り回しにストレスを感じるので保留してもらいました。
次に、プジョー・オープンヨーロッパでワゴンタイプの308SWをオーダーして、これもオーダーシートを代理店に送った後で、供給出来ないので3008にグレードアップしてくれるという返事がe-mailで送られてきましたが、荷室の寸法が308SWより小さいので悩んだ挙げ句にキャンセルしました。
最後にたどり着いたシトローエン・ユーロパスでC4 Picassoを確保し、ルノー・ユーロドライブをキャンセルしました。
クレジットカードでの支払いも無事終了しましたが、故障なしに3ヶ月間いけるのか・・・シトローエンですから、ちょっと不安です。
走行20,000kmで点検を受けないと保険適用の対象外になると、e-mailに添付されていたPDFファイルの「EURO PASS ASSISTANCE GUIDE」に記載されていました。
点検料金は、2003年のLaguna Estateでの経験から200€(約24,000円)ぐらいを予想しますから、節約のために20,000km以内に留めるように努力します。

Tour de Franceの後は、面白そうな峠にロードで登りつつ、リーズナブルに過ごせるキャンピング生活を続けながらフランスを西に移動して、タイミングを見計らってスペイン北部経由、最短距離でポルトガルに入る予定です。
ポルトガルを北から南へ数日間、観光しつつ移動し、スペインのアンダルシアへ、白い村々を巡りVuelta a Espana第1ステージのBenidormに向かって東へ進みます。
最終ステージを省いて全部見てみようかと思いますが、これまでの経験では飽きてしまう事もありそうですから、Vuelta a Espanaをどこまで観るかは未定といったところです。

一応、計画は立てましたが、さて、さて、どうなる事やら。
昨年と同じように、生存確認はtwitterで、面白そうな何かを見つけたらEuro-Memoにupdateします。
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Posted by kus : June 17 Fri,2011 10:41  Comments(0)
 

 壁絵

January 30 Sun, 2011

今日は、終日1桁台の気温という事でデスクトップPCとラップトップPCを立ち上げて、いろいろやっています。
昨日は近場を76kmほど幾つかの登坂路をつないで走り、登坂標高1232mを獲得しました。

昼下がり、いつもの店へ行きピザを堪能しての帰り道、店で仕入れた情報の壁絵を見てきました。
昨年、ささやかなブームを引き起こしていた坂本竜馬、苔が生えた擁壁に高圧洗浄機を使って彼を描き、寂れた観光地に矢印で導こうという意図のようです。
誰が考え出したのか、見事なアイデアとその素晴らしい出来栄えに見とれてしまいました。
雨が降ったらどうなる? 1週間後は? いたずらされて傷物になったりしないのか? 苔を削っただけという作品の存続に対する不安要素は多く、定点観察のネタが増えました。
それにしても高知の観光は、未だに坂本竜馬に頼らなければならないのでしょうか。
まあ、他に頼るものもないですからねえ。しょうがないか。

Posted by kus : January 30 Sun,2011 13:20  Comments(0)
 

 吉松温泉ビジネスホテル

January 21 Fri, 2011

2011年も20日あまり過ぎ、希薄だった正月気分も更なる彼方となりました。
アルバイトが生業となったきょうこの頃、ホームグラウンドの四国から、南九州は鹿児島に舞台を移して5回目の森林調査補助員を昨日めでたく終了しました。
ほぼ、えびの高原といってもいい鹿児島県の湧水町、とある温泉宿が面白かったので。


温泉噴出小屋?

調査員の方から送られてきた宿泊リストに「吉松温泉ビジネスホテル」を見い出して、Googleで検索してみると何やら面白そうな「ビジネスホテル」でした。
「家族湯が8つ」「モール臭」「茶色」「200円」「鄙びた」というキーワードに期待をいだいて辿り着くと、期待を裏切らない鄙びた趣き。
道路に沿って家族湯棟があり別棟に「ビジネスホテル」という配置なのですが、「ビジネスホテル」には鍵が掛かっていたので温泉の受付に行き、ばあさんに鍵を開いてもらって、引き戸を開くと左右にズラッとリクライニングシートが迎えてくれる威容に少したじろぎながら部屋へと向かいました。
6畳ほどの部屋は、エアコンと炬燵があり隙間風対策は完璧です。
更に引き戸を開くと、洗面所とトイレが並びその向かいには「バスルーム」が、なんとタイル張りの湯舟と重量感のあるケロリン洗面器が迎えてくれます。
片面が傾斜していて、しばしのまどろみも楽しめるタイル張りの湯舟に、茶色で少しヨード臭のある湯を派手に流しこむと、元々湿っぽかった「バスルーム」が一気に曇ってしまいました。
いやー、なんともよろしい「バスルーム」の「鄙びた」風情でした。
石鹸もシャンプーもちゃんと泡立ち、ヌルヌル感がある温泉成分は肌からゆっくりと立ち去り、湯冷めもしなくてよろしかったです。
素泊まり3000円で食事の提供は出来ないとの事、1人200円の家族湯も無料で利用できます。

家族湯は大小8つあり、10人ほど入れる大きな湯舟もあると「ビジネスホテル」改め「宿」のおばあさんが話してくれました。
ついでに、話してくれた事。
玄関入って直ぐのリクライニングシートは新幹線のもので、近くにある解体工場から貰って来た。
源泉は庭先で、エアーで噴出させている。
隣の温泉は無色透明で、ここより狭い家族風呂は600円。

えびの市までは車で数分のこの辺りは温泉の看板だらけ、庭先をボーリングして温かいのが出たら温泉開業というパターンなのでしょう。
鄙びた「吉松温泉ビジネスホテル」、部屋の前の廊下にはカセットコンロや長テーブルが無造作に置かれて、大部屋で宴会出来るみたいなので、自炊も出来るのではないかと。・・・・仕事で滞在しても食費を安く上げる事が出来そうなので「ビジネスホテル」という看板にも納得、かなり気に入りました。
おすすめです。

Posted by kus : January 21 Fri,2011 17:41  Comments(0)
 

 ヨーロッパへ

June 8 Tue, 2010

じっとりとした空気では無いものの曇り空で、いつ梅雨に入ってもおかしくない天候です。
2週間前にリクエストして、最後まで「保留」だった復路のパリからアムステルダムまでの自転車輸送が今日になってやっと「確定」に変わって一安心です。

東京のKLM(Air Franceと経営統合)のサポートセンターに、高い通話料に辟易しながら、「保留」の件を問い合わせても色良い返事を貰えず、どうにでもなれと開き直っていました。
昨日、Air Franceからのメールの指示どおりにwebでパスポート番号や有効期限などの情報を入力したのがよかったのか、「確定」の有り難い文字が全ての便の自転車輸送欄に載っていました。
サポートセンターでは、教えててくれなかったのですが(知らない?)、Air Franceのデーターベースにパスポート番号などの情報が入っている事が自転車輸送を「確定」させる条件なのでしょうか。
しかし、輸送料が昨年まで片道80ユーロだったのが、往路200ドル、復路200ユーロと大幅値上げされたのは痛いです。

というわけで、梅雨から逃れるように明日(9日)関空からパリ(CDG)にAir Franceで飛び、ルノー・ユーロドライブで借りたメガーヌ・ワゴン(ディーゼル)で翌日Grenobleに向かい、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネの第5ステージを山岳で見てからイタリアのTorino経由でスイスのLuganoへ向って、Tour de Suisseのプロローグから全ステージ観戦する予定です。
食料やストーブの燃料などのキャンプ場での生活必需品を購入しつつGrenobleに向かうので、予定どおりにクリテリウム・ドゥ・ドーフィネの第5ステージを山岳で見る事が出来るかはわかりません。
昨年のように、排気ガスの粒子フィルター詰まりなどのトラブルがあればTour de Suisseを全ステージ見ることも出来なくなります。
スイスの山岳路ばかり低速(平均60km/h以下)で走っていると、粒子フィルター詰まりの可能性が上がってきます。・・・・新型メガーヌは大丈夫かな?

Tour de Franceの後は、ノルウェーのフィヨルド巡りをメインに、デンマーク、スウェーデン、フィンランドを彷徨する予定で、9月までの3ヶ月間ヨーロッパを彷徨してきます。
少ない給料から切り詰めて貯めた資金が尽きると予想されるので、今年が最後のヨーロッパ彷徨です。「最後」ではなく、「中断」が望ましいのですが。

非有料の無線LANアクセスポイントを見つけて、ヨーロッパで見つけた事などをEuro-Memo 2010にアップしようと思いますが、ヨーロッパの風景に慣れてしまい感性が鈍っているようなのであまり当てにしないで下さい。
新兵器・・・・と言うにはあまりに普及したtwitterで、偶然街角で見つけた無料無線LANスポットで「生存確認発信」を「企画」していますが、これもあまり当てには出来ません。twitter --> mkusunose

Posted by kus : June 8 Tue,2010 14:00  Comments(1)
 

 新たなる歴史

May 14 Fri, 2010

ARASHIROがステージ3位という新たなる歴史を刻んだGiro d'Italia 第5ステージ、ステージ優勝したJerome PineauI(ジェローム・ピノー)曰く

「アラシロは僕たち3人の中で最強だった。でも、スプリントを始めるのがちょっと早すぎたね。彼は間違いなく将来いくつかのレースで勝てるよ。僕はそう信じている」

そうです、そのとうりだと思います。
ユキヤ君、罠に嵌まらないように注意しながらその先に進め。
・・・・・・「薬」を気付かないうちに盛られないように・・・・・・とか。

Posted by kus : May 14 Fri,2010 22:32  Comments(0)
 
 
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