Norway(ノルウェー)のフィヨルド海岸沿いの町Alta(アルタ)からノルウェー最北端でありスカンジナビア半島最北端でもあるNordkapp(ノードカップ)へ1日で往復した翌日、Finland(フィンランド)の土をほんの少しだけ使ってスカンジナビア半島の内陸部に至り、Sweden(スウェーデン)を南下し始めて直ぐに見付けた開放的なキャンプ場です。
農家が夏の間だけ営業していると思われるキャンプ場のサニタリーは農家の1階部分にあり、そこから南に川岸までは刈り込まれた草地で遮る物も無くて、全てがキャンプ場のエリアになっているかのようで実に開放的で好みのキャンプ場です。
木のテーブルと椅子も置いてあったので食事の支度を始めると、スカンジナビア半島での記念すべき2度目で最後の蚊の襲来。
NorwayのOslo西方のキャンプ場で経験した様に密度の濃い蚊柱が幾つも立ち並び、こちらに向かって来ては控え目に体に止まり一呼吸も二呼吸も置いてから血を吸おうとするので追い払うのは簡単ですが、数が多すぎて構っていると食事の用意どころではなくなってしまいます。
蚊を追い払っていてついつい手があらぬ方向に動いて、MSRのドラゴンフライというストーブにパスタを茹でる為の塩入熱湯をこぼしてしまい、食事の用意は振出しに戻ってしまいました。
サニタリー部分に強力な電気コンロと鍋、食器、テーブル、椅子が備え付けらたキッチンがあるのを予め知っていたのでそこに避難して、蚊に邪魔されること無く食事を作ることが出来ました。
スカンジナビア半島ではキッチンが備えられているキャンプ場が多いですが、この様な蚊の襲来に備えてという意味あいもあるのでしょうか。
サニタリーは小さいのですが、国道から丸見えの開放的なテントサイトがよろしいので星3つの最高評価を与えたいのですが、蚊にそれを邪魔されて星が1つ減りました。
日本から持って行った蚊取り線香がイタリアでは有効だったのに、スカンジナビアでは役たたずだったのは誤算でした。
翌日、国道沿いの小さな町のINTERSPORTでリキッドタイプの虫除けを仕入れてからは、それがお守り代わりになったのか二度と蚊の襲来はありませんでした。
名称 | : | Stugor Camping |
場所 | : | Nedre Soppero |
アクセス | : |
Alta(Norway);N93 --> Enontekio(Finland);N93 --> E8 --> E45 --> Ovre Soppero --> Nedre Soppero |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 区画割なし |
地面 | : | 良い草地 |
シャワー | : | 温水、5SEK=75円(4分間) |
トイレ | : | 紙、石鹸有り |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 100SEK(スウェーデン・クローネ)=1500円 |