Sweden(スウェーデン)の首都Stockholm(ストックホルム)から西へ向かい246km、更に西に344km向かうとデンマークに渡るフェリー港Helsingborgに到達する町Motalaのキャンプ場です。

緑が綺麗なフットボール場の回りに、キャビンサイトとテントサイトが分かれていて、テントサイトの中には立ち木が無く開放的です。
スウェーデンを南下してくる途中の小さな町にもフットボール場が在りまして、綺麗な草(芝)で覆われていました。
イタリアでキャンプ場とフットボール場が隣接していたのに遭遇して闇が落ちてくる頃にボールも落ちてきた事はありますが、2つが同居する場所は初めての経験でした。............そのイタリアのキャンプ場は、たぶんCamping Meranoです。

この状況は刺激的で、いろいろと想像を巡らしました。
キャビンやテントを使って合宿もやるのかなー、
今日走りまわっていたらテントか食い物にボール直撃もありかなー、
真夏は夜中も明るいからさぞかしうるさいだろうなー、
珍種の東洋人テントを見付けたらチラチラと盗み見するのかラテン系の様に興味津々でジロジロ見て来るのかなー。

幸い?にもフットボール場には人っ子一人居なかったので、少ない同宿者達から適度に離れていて、夜中の話し声が聞こえて来ない柵近くのフラットな場所に居場所を見付けました。
テントサイトは緩やかな段々畑状で、一番上にサニタリー棟がありました。
サニタリー棟は、スカンジナビア半島のキャンプ場でのお約束、暖房が入っていました。
開放的で良い草の状況だったので、評価は星3つとしました。

スウェーデンのキャンプ場の評価は、広い敷地と綺麗な草という状況が多いのでどうしても高い方向に傾きます。
しかし駄目キャンプ場もあり、この前日に泊まったストックホルム近郊のキャンプ場は、込んでいてしかも料金95SEK(1425円)以外に何やら分からないカードを90SEK(1350円)で作らないと利用出来なかったのですが、ストックホルムにアクセスし易い大きな駐車場が在る地下鉄駅がすぐ近くだったのと、遅い時間で他を探す気力が失せていたので、嫌々ながら185SEK(2775円)も一泊の為に使ってしまいました。