南北に長いスウェーデンの真ん中あたりに位置する都市Ostersundから20kmほど、Brunfloという町のN45(国道45号線)沿いにあるキャンプ場で、居心地が良かったので星3つの評価を付けました。

Brunfloの町から少し離れていて、国道とは木立で隔てられた小さなキャンプ場の入口はちょっと分かりづらいですが、キャンプ場を示す印を見落とさなければ大丈夫です。
前日のArvidsjaurからN45を南下して来て、Brunfloの町の入口だったか出口だったか定かではないのですが駐車場に備えられた地図で見付けました。
短く刈った草のテントサイトは小雨の中で緑が映えて素晴らしく、その草地は砂利を敷き詰めた道路でいくつかに仕切られています。
居所に決めたのは国道に近い奥のテントサイトですが、夜ともなれば通る車も疎らになって快適に睡眠を得る事が出来ました。
私好みの開放的な風景の中に在るのでは無く、国道からは木立に遮られてキャンプ場の様子を窺う事が出来ないですが、サニタリー棟の壁に花を飾ったり手書きでWC兼シャワー室の表示をしているのも気に入ってしまい、翌朝は普段より1時間も余計にここで過ごしてしまいました。

キャンプ場に入ってすぐの場所に掲げている木の看板は3段で、上から順にスウェーデン語、ドイツ語、英語。

自分のテントを使って何と50SEK(スウェーデン・クローネ/2004年)、約750円!!、暖かいシャワーが無料、トイレの紙はもちろんの事、ペーパータオルまで備えられた電熱器付きのキッチン、安すぎます。
食事を作ってアルコールを流し込みながら食べ始めた20時頃に、どこからか管理人が現れて50SEKを徴収して行くというのどかさも気に入りました。
小さなキャンプ場ですから、ハイシーズンにどうなるか不安な面もありますが、6月下旬はキャンパーが少なくて隣近所を気にする事もなく、綺麗な草の上で快適に過ごせたので最高評価としました。