2010年の8月初め、ノルウェーのLofoten群島を目指してスカンジナビア半島内陸部を北上しました。
緩やかなカーブとアップダウンの少ないスェーデンの道路は、燃費が目に見えて良くなります。
その2日目に利用したキャンプ場です。

Borlangeの町からは離れていて、主要道路から数km入った川沿いに広がる綺麗な草に覆われたキャンプ場は、開放的なサイトの造りで、一目で気に入りました。
その日は、雨が降ったり晴れたりの繰り返しでしたが、晴れると日射がきつくて、運良く空いていた木立の横に車を止め、こんもりと茂った木の葉に陽射しを遮ってもらいました。
サニタリーにも近い居場所から直ぐ前の船着場には小型船が係留され、川の中程では釣り人の船が行き来し、のどかな風景が展開されていました。
そんな風景の中で、ビールからワインへと移行しながら作って食べるいつもの料理は、いっそう美味しくなります。

キャンプ場のwebサイトを見てみると、キャンピングカーが3列ほどにズラッと並んでいる写真が載っていましたが、それでも通路は十分なスペースが確保されているようです。
私が訪れた時は、キャンプ場の内周に沿ってキャンピングカーやテントが並び、中央部はガラガラに空いていました。
電源箱で区画割されていて、一区画も大きく設定されているので、混んでいても狭さを感じ無いのではないかと思いました。

広くてもサニタリー棟が1つだけという北欧的なデザインで、端っこから歩いて来るのは面倒くさそうでしたが、温水シャワー込で100SEK(スウェーデンクローネ)というリーズナブルな料金と、開放感いっぱい、夜の静寂が気に入って星3つの最高評価としました。