Nordkapp(ノードカップ)から折り返し、Sweden(スウェーデン)に入って2日目、起伏に富んだノルウェーの海岸線とは対象的にスウェーデンの道路はどこまでも真っ直で、起伏は無きに等しいくらいです。
はるか彼方の道路上に車とは違う黒い点が見えてしばらく経ったら、それがトナカイかサイクリストだったという楽しいシーンが何度かありました。
Arvidsjaurという町のCamping Gielasは、高い青空と真っ直な道路に慣れ始めた日に泊まったキャンプ場です。
北極圏(Arctic Circle/北緯66度33分以北)から南に出たこの日は珍しく一日中晴れていて、白い雲と高い青空の対照が素晴らしく、気持ち良く過ごす事が出来ました。
北極圏(Arctic Circle)の看板には、スウェーデン最北端の県でありキャンプ場が在るArvidsjaurが属するノールボッテン県(Norrbottens lhn)がシルエットで載っていました。
この県には、有名なアイスホテルが有るようです。--> Wikipedia
有名なアイスホテル.......といってもWikipediaを見るまで私は知りませんでしたけれど。
背の高い松林の中にあるテントサイトは池に沿った良い草地で、季節柄なのか松たちが放出する黄色い花粉が降り注ぎ、なんとなく鼻がムズムズするように感じながら食事を作り食べたのですが、翌朝テントのフライシートや車のフロントガラスが黄色の粉に埋まってしまっていたので私の腹の中にも黄色い花粉が蓄積された事でしょう。
松林の中に在るテントサイトということもあり、テントを建てる日当たりの良い所を物色するのが一仕事でした。
そして、国道脇なので騒音もありそうでしたが、夜中でも明るいのに通過する車はごく稀となり騒音は無いに等しいものでゆっくりと睡眠をとれました。
松から黄色い花粉が降ってこなければ、星3つの評価を与えても良いのですが、その松たちが陽射しを遮っているということもあり星2つとしました。
テントサイトの前の池の真ん中には、小さな木の建物がポツンと立っていました。
昼間は19℃ほどあった気温は、白夜といってもさすがに陽が落ちると肌寒いくらいに気温が下がっているのに、その池で泳ぐ人が居るのには驚きました。
私にとっては肌寒いのに、北欧人にとっては水に入ってみたくなる位の気温なのでしょう。
名称 | : | Camping Gielas |
場所 | : | Arvidsjaur |
アクセス | : |
Alta(Norway);N93 --> Enontekio(Finland);N93 --> N93 --> E8 --> E45 --> Ovre Soppero;E45 --> Skaulo;E45 --> Jokkmokk;E45 --> Arvidsjaur |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 区画割なし |
地面 | : | 良い草地 |
シャワー | : | 温水、1SEK=15円(1分間) |
トイレ | : | 紙有り |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 120SEK(スウェーデン・クローネ)=1800円 |