アルプスの救助犬、セントバーナード犬が棲息している事で有名なColle d.Gran S.Bernardo(グラン・サン・ベルナール峠 2,469m)をイタリア側のAostaの方に下りた小さな町Etroubles(1,300m)にあるキャンプ場です。
10月半ばというシュチエーションを裏切る事なく「オンリーワン」という寂しくて、夜から朝にかけては1300mという標高にふさわしい寒さでしたが、テントサイトは段々畑状の綺麗な草地で、向かいに見える山の様子も良いという私的には最高の部類に入るので星3つを与えました。
このキャンプ場のホームページには、一面銀世界の様子が載っています。
スキー客が泊まれるように「部屋」貸しもしているようで、その部屋(キャビン)群は私がテントを張っていた場所よりも下の方にあるようです。
冬にはテントサイトが閉鎖されているのでしょうか、閉鎖されていなかったらサニタリーには暖房が入っていて水とトイレは確保できるでしょうから、雪上キャンプが面白そうです。
年中開いているキャンプ場のようですし、キャビンやコンテナハウスのサイトとテントサイトは完全分離だったですから、グラン・サン・ベルナール峠を越えてスイスを目指す、その逆にローマ時代の凱旋門が旧市街の入り口で存在感を示しているAosta(アオスタ)に向かう途中の宿としては良いキャンプ場で、機会が有ればまた利用するでしょう。
グラン・サン・ベルナール峠のセントバーナード犬については、swissinfoというサイトに2004年10月14日付の記事が載っていました。
スイスとイタリアの国境の峠付近にある修道院で救助犬として育てられてきたセント・バーナードが売られることになった。
グラン・サン・ベルナール峠(標高2,469メートル)のサン・ベルナール修道院では、修道士の数もめっきりと減り、18頭のセント・バーナードの世話を続けるのが難しくなったためだ。
峠の下を抜けている有料トンネルのスイス側入口付近の土産物屋に、置き物のセント・バーナード犬が居ましたが、これからは置き物が旅行客を迎えてくれることになるようです。
名称 | : | Tunnel |
場所 | : | Etroubles(Valle d'Aosta州) |
アクセス | : | Aosta;SS27 --> Etroubles Martigny(Swiss);No.21 --> Colle d.Gran S.Bernardo;SS27 --> Etroubles |
地図 | : | ViaMichelin |
区画 | : | 区画割なし |
地面 | : | 良い草 |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙なし |
評価 | : | ★★★ |
料金 | : | 9.4Euro |