Rouen(ルーアン)から南東へ40km、丘の上に古城が残る小さな町の大きなキャンプ場で、Seine(セーヌ)川沿いというロケーションです。
Normandie(ノルマンディー)のキャンプ場らしくリーズナブルとは言えない料金なのですが、全体の広さは7haで300区画もあり、シーズン中にも係わらず込み合っていなかったので結構気に入りました。

レセプションで指定されたサイトは、きちんと区画割されていて綺麗な草に覆われていましたが、通路より少し下がっていて大雨が降れば、通路から水が流れ込むんじゃあないかと案じられました。
スペースがあまり広く無かったのですが、ペグの刺さり具合は良いのでテントの設営にストレスを感じる事はありませんでした。
到着した時に、隣のサイトで上半身裸で昼寝していた小柄な爺さんは、奥さんと共にヨーロッパ中をサイクル・ツーリングしているという南アフリカ人で、翌朝早く次の目的地に向かって行きました。
向かいのサイトに停めたキャンピングカーから、レーサージャージを身にまとった親子とおぼしき男2人が、まだ明るい20時頃にロードレーサーで何処かに向かって走って行きました。

食事後は、気に入ったキャンプ場や町に出会ったときのお決まり、夕闇迫る頃に町の散策に向かいました。
ほぼ廃城に近いと伺わせる古城の崩れ具合はちょっと暗めな趣き、町には良く手入れされている小綺麗な家々が並んでいました。