2011年のTour de France、ラルプ・デュエズのステージが終わった翌日、最終決戦の第20ステージGrenobleに向かうD1091(旧国道91号線)はラルプ・デュエズ麓の町Bourg d'Oisansを過ぎた辺りから大渋滞、たったの50kmに4時間以上かかってしまいました。
第20ステージの個人タイムトライアルは、終了後の渋滞を確実に回避出来るポイントで見ようと思い、Grenobleの中心街を迂回しました。
目的地に着いたのは15:30、上位選手が姿を見せ始めるのには幾らか余裕がありました。
そして、甘ちゃんのAndy坊ちゃんが、Evanceに逆転されるのを確認した後、数日前から決めていた馴染みのキャンプ場に向かいました。
Grenoble(グルノーブル)からAlbertville(アルベールビル)へ北上する途中の小さなCamping Municipal(公営キャンプ場)で、Grenobleから北東に49km、Albertvilleから南西に36km、Chambéry(シャンベリー)から南東に32kmという位置です。
着いてまずはテント設営、それから最終日のParisを残して自分のTour de Franceが終わったお祝いに、数日前に仕入れた2€で収まったスパークリングワインを空けました。
安いスパークリングワインでも、身分不相応な重量感たっぷりの厚い瓶に入っていて、甘口ながらも十分に満足出来る味でした。
ワインに限らず、アルコールはコストパーフォーマンスが大切です。
とりあえず2泊、体を休めた後で車と自転車を使ってフランスアルプスの峠巡りをしようかと思っていましたが、webで見た天気予報は下り坂で雨が続くという事で、天気が良さそうなピレネーに行き先を変更してしまいました。
まあ、ピレネー経由でスペインからポルトガルに向かう予定だったので、前倒しって事です。
このキャンプ場は、2009年に見つけて気に入っていたのですが、書くのをうっかり忘れていました。
外界との境には背の高い生垣、敷地の広さは中ぐらい、草はムラが無くてタンポポ付きの上質、何時もキャンパーが少ない、木陰で寛げる、スーパーマーケットのSuper Uまで歩いて10分以内、サニタリー棟に自由に使える冷凍ボックス、開放感は無いものの夏の盛りを過ごすには最適です。
夜、冷凍ボックスに水を入れたペットボトルを入れておけば翌朝には凍っているので、大きなコッヘルにビールと水を一緒に入れて、夏の陽射しの下で冷たいビールにありつけます。
フランスの公営キャンプ場では滅多にない冷凍ボックス、大変有難いです。
そして2011年は、無料のWi-Fiがレセプション付近で使えました。
地方道路のD925との間には、周遊道路を備えたLac de Saint-Clairという池があり、親水公園のようになっていて手入れされているので、昼夜を問わずビールを飲んでからゆっくりと寛いで散策が出来ます。
背の高い生垣と木立で囲まれた閉鎖空間、一部でも開放されていれば文句なしの星3つなのですが、1ランク下げました。
せめて、Lac de Saint-Clairとの間の木立がなければ・・・・惜しいです。
次に近くまで行く機会があれば、利用することは間違ありません。
無料Wi-Fiが使えるので、アルプスの峠アプローチの方策でも煉りますか。
名称 | : | Camping du Lac Saint-Clair |
場所 | : | La Rochette |
地図 | : | Google maps |
区画 | : | 区画割なし |
地面 | : | 良い草 |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙なし |
その他 | : | 無料Wi-Fi |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 18.24Euro(2泊、2011年) |