イタリアのComo湖にフランスBriancon経由で向かう途中、行き掛けの駄賃でCritérium du Dauphinéの第5ステージをChamrousse 1750で見た後で、そこから近い場所の山麓に見つけたキャンプ場です。
Grenoble南東部に位置するキャンプ場には、Grenoble近郊の主要道路からそれて、狭い山道をうねうねと上り、分岐点のCamping標識を見落とさないようにトレースして、一旦行きすぎてからやっとこさたどり着きました。

標高828mのゆるい斜面に広がるキャンプ場の夕刻、向かいの山並が見える端っこに居場所を定め、徐々に寒さがつのってくる中で、赤ワインのカップとスプーンを持ち替えながらの夕食に満足しました。
そして、野放しなのか意図的に無料にしているのか、見つけてしまった無料Wi-Fiポイントの屋外テーブルでメールチェックとTwitterへの生存確認の投稿を行ない、インターネット環境に満足してテントへと滑り込みました。
翌朝、起きだしてテントの入口を開けると、見事なミルク色に包まれた世界がそこにありました。
828mのキャンプ場、寒さから脱出できるまで3時間ほど必要でしたが、かなりの満足感を得られる場所でした。
草の状態は素晴らしかったです。
惜しむらくは、そこに至る道路の狭さと傾斜した地面、サニタリーが貧弱に分類される事で、星1つとしました。