春のクラッシックレースで、「北の地獄」と呼ばれている全コース約260km内に延長50km程の石畳が含まれる、Paris - Roubaix(パリ〜ルーベ )のスタート地点Compiègneから南東に10kmの町Pierrefonds(ピエールフォン)にある公営キャンプ場です。

Pierrefonds(ピエールフォン)の町を特徴づけるのは、中世に造られたいかにも中世を感じさせるChâteau de Pierrefonds(ピエールフォン城)の存在です。
その日は居心地の良さそうなキャンプ場を探して彷徨った迷走日で、行き当たりばったりで辿り着きました。
当然ながらPierrefondsの予備知識を持ち合わせていませんでしたから、唐突に目前に現れた中世の大きな城の姿に驚きました。

キャンプ場は、Château de Pierrefondsから1kmほど離れて、D973(地方道路973号線)沿に有ります。
道路沿なので昼間は車の音が気になりましたが、21:00を過ぎれば通行する車は少なくなり静かな夜を過ごす事が出来ました。
レセプションで指定されるサイトは、低い立木で区切られていて隣との境界ははっきりしていますが、サイトの面積には大小があります。
最初に指定されたサイトは広かったのですが、草の生え方が貧弱でテントを汚しそうだったので、角地で少し狭いながらも草の状態が良いサイトの番号を紙切れに書き込んでからレセプションに向かい、書き込んだ番号を見せてそのサイトに変えて貰いました。

4月1日から10月15日まで開いている様なので、Paris - Roubaix(パリ〜ルーベ )観戦のベースとしても良さそうですが、スタート地点のCompiègneに近すぎるので、レースの後半に現れる見せ場の石畳に向かうには少し面倒くさそうです。

Château de Pierrefonds --> wikipedia