Paris(パリ)のルーブル美術館に次ぐ規模と県立美術館のライブラリーに有った美術館ガイドに書かれていた、Lille(リール)の国立美術館を訪れたのは2004年5月1日、郊外の有料でなくて安全そうな駐車場を見つけて車を置き、近くの地下鉄の駅へ行くと見事に閉鎖されていました。
で、美術館を車を使って見つけてその近くの路上に駐車、いざ美術館へ歩いて行くと扉の前で家族連れがウロウロしていました。
嫌な予感と共に扉の前に立つと、これも見事に閉鎖されていました。
満たされないままRouen(ルーアン)へ向かう途中で利用したキャンプ場です。
5月1日はMayDay(メーディー)、だから地下鉄も美術館も閉まっていたのか・・・・・今やっと気付きました。
この公営キャンプ場(Camping Municipal)の料金は、2人までが10Euro、2人だと安いと言えますが、フランスのキャンプ場における1人分としてはハイコストに分類されます。
フランスのホテルは、1人であろうと2人であろうとツインの部屋を2人分の料金で提供するというシステムですが、キャンプ場にもそのシステムが有ったとは。
テントサイトは、良く手入れされた背丈ぐらいの厚みのある植樹で隣とは区切られて最低限のプライバシーは獲得出来ています。
その区画内には水道の蛇口が備わっていて、食材や食器洗いはもちろんの事、数週間に1度くらいはやりたい上着の洗濯を気兼ねなく出来るという素晴らしい状況で気に入ってしまい、その年に再訪してしまいました。
2004年の評価は、文句無しの星3つでした。
自分のテントサイトから歩いて数分の所にスーパーマーケットが在るのも、星3つの評価を与えた要因です。
Lilleから163km(高速道路利用)、Rouenから96km(高速道路利用)という位置に在るPoix de Picardieの町は、真ん中に駐車場が有って両側に店が並んでいるというヨーロッパらしい町の作りで、スーパーマーケットとキャンプ場は、町から少し離れているという落ち着いた環境です。
小さな町ですが、フランスの町がそうであるようにweb-siteを持っています。
最初に訪れたのは4月下旬、周辺の畑には黄色い菜の花が咲き誇り、キャンプ場の中の立ち木は桜のような花が満開でした。
・・・・・日本の春を思い出してしまうような景色だったのですが、たぶん満開の花はサクランボだったのでしょう。
名称 | : | Camping Municipal Le bois des pecheurs |
場所 | : | Poix de Picardie |
アクセス | : | Lille;A1 --> A29(E44) --> A29(E44) Exit18 --> N29 --> Paix-de-Picardie Rouen;D6028(E402) --> A28(E402) --> A28(E402) Exit7 --> A29(E44) --> A29(E44) Exit13 --> D901 --> Paix-de-Picardie |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 区画割あり |
地面 | : | 良い草 |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙あり |
評価 | : | ★★★ |
料金 | : | 10Euro |