フランス東部の都市、MetzとNancyを直線で結んでその中点より少しNancy寄りの地点から西へ進めば、Mandres aux Quatre Toursという小さな町が在ります。
そこに、開放的で気に入ってしまったキャンプ場が在ります。
Paris(パリ)から東へ350km、ViaMichelinのDriving Directionsによると有料高速道路のA4(E50)を使って276kmで、所要時間が2時間31分、No.32出口で降りてDナンバーの地方道路を繋ぎ45分程、合計3時間14分で辿り着けるキャンプ場です。
キャンプ場への標識を辿って田舎道を進んで行けば、入口の横に小さなレセプション、木立の中にテントサイトとサニタリー棟があります。
決して低いとは言えない木立は、視界に入るテントサイトが暗くて湿っていそうな先入観を与えてくれます。
しかし、レセプションが閉まっている時間帯に到着したのを幸いに、車でキャンプ場の奥地を探ってみると、開放的で広い草の区画分け無しのサイトが現れて、文句なしに気に入りました。
開放的サイトをズバッと大まかに切り分けている白い十字の砂利路と、青々とした草のコントラストも面白くて星2つの評価を与えました。
シーズン終わりの10月に訪れたせいか、元々が軟らかいグランドコンディションなのか、車のタイヤのせいで草の下が凸凹があらわになってしまっていたのは少しマイナス点でしたが、私好みの開放感とCamping Municipal(公設キャンプ場)の格安料金でそれは帳消しになりました。
翌朝起きると夜中に雨が降ったせいで、防水性が落ちてしまっていたテントのフライシートは雨をたっぷりと吸い込み、テントのいたるところ厭らしく密着していました。
出発前の儀式の最初と最後は、名残惜しそうにテントとフライシートにくっついている雨水を払う事でした。
払っても取りきれないテントやフライシートに付いた雨水は、キッチンペーパーなりボロ布で軽く拭き取ってから車内で一番日当たりの良いであろう所に広げておけば、カビの発生を最小限に防ぐ事が出来ます。
その日もそういう処置を、入口の布ほぼ全域がカビに侵略されているゴアライズ2に施したのですが、まあカビが取れるわけではないのでまさに「儀式」ですね。
地名のMandres aux Quatre Toursは道路標識では、Mandres Aux 4 Tours となっていたように記憶しています。
名称 | : | Camping Municipal |
場所 | : | Mandres aux Quatre Tours |
アクセス | : | Paris;A4(E50);Reims,Metz方向 --> A4(E50) Exit32(No.32出口) --> D908 --> D904 --> D958 --> D907 --> D104 --> Mandres aux Quatre Tours |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 開放的サイトには区画割なし |
地面 | : | 凸凹は有り、良い草 |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙あり |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 3.01Euro |