Denmark(デンマーク)の首都København(コペンハーゲン)を訪れるのに使った、Københavnへ電車で20分ほどで行けるIshøj(イシェ)のキャンプ場です。
もっともキャンプ場からIshøjの駅まで、歩いて20分かそれ以上かかったと思いますからコペンハーゲンまで1時間の位置です。
デンマークの地図にはキャンプ場の三角印がたくさん有って、快適なキャンプ場も多いという話も聞いた事がありますが、このFDM Camping Tangloppenしか利用していません。

Køge Bugt(コーエ湾)に面したキャンプサイトを一番奥まで行くと目の前が開けて、向かいの停泊地のヨットと印象的な色使いの小屋を眺めながら過ごす事が出来ます。
草の状態は6月の中旬には良くて、6月末には少しくたびれていました。
2週間の間にどれだけのキャンパーが入り込んだのでしょうか、かなりの数を想像しますが、意外に少ないのかも知れません。
北欧の玄関口デンマークの草たちは、ひ弱なのでしょうか。

キャンプ場の向かいヨットと小屋の半島の付け根にARKEN Museum for Moderne Kunst(アーケン近代美術館)が、船のような外観を見せてくれています。
「海岸に打ち上げられた難破船」や「軍艦船」と表現されているらしい美術館に25DKK(499円)支払って入ってみました。
外観と共に四角形とは異なる間取りと高い天井が、近代美術館にふさわしいように感じました。
ヨーロッパの美術館は、近代あるいはそれ以前の作品を展示してあっても古えの建造物を有効利用しようという意図からか、長方形あるいは正方形を更に長方形あるいは正方形に間仕切りされています。

サニタリー(トイレ、シャワー等の建物)は1ヶ所だけだったと記憶していますが、暖房が入っていてまだまだ朝夕は寒い6月中旬には有難かったです。
温水シャワーが無料で使えるというのは良かったのですが、6月中旬と6月末で料金に12.5DKK(249円)の差が有ったのには「たった2週間なのに!」と驚きました。
夏が短いデンマークに限らず、ヨーロッパのキャンプ場でハイシーズンと他のシーズンで料金差があるのはごくあたりまえの事ですから、たまたま2週間の間にハイシーズンへの切替えがあったという事でしょう。
ハイシーズンに入った途端に草がくたびれているとしても、居心地が良いので星3つ(最高)の評価を付けました。・・・・・・デンマークの他のキャンプ場をもっと訪れてからの星の数は?

Memoページにもこのキャンプ場とアーケン近代美術館の事を書いてあります。--> Ishøj