2008年ツール・ド・フランドル(Ronde van Vlaanderen/ロンド・ファン・フラーンデレン)を見終ってから利用した、Saint-SauveurのCaming Les Hautsから南東へ26kmにBeloeil(ベルイユ)という小さな町があります。
この町には、Chateau de Beloeil(ベルイユ城)という城があり、そのすぐ傍の農家が経営するキャンプ場です。
Saint-SauveurのCaming Les Hautsを利用してから数日後、Paris-Roubaix(パリ・ルーベ)の観戦に便利なキャンプ場を探しまわって辿り着きました
あまり親切とは言えないベルギーの道路標識に惑わされながら、やっと辿り着いたCamping a la Ferme、親切では無い標識にキャンプ場だとは分からずに、危うく通り過ぎるところでした。
道路沿に建てられた母屋の壁をくり拔いた扉付きの門を潜ると、レンガ造りの塀と農機具を格納した倉庫に囲まれた広い空間がありました。
素晴らしい草の状態と、立木が少なく空に向かって開かれたように感じられる空間を気に入ってしまい、Paris-Roubaix(パリ・ルーベ)を見終った日までの3泊をそこで過ごし、2009年もParis-Roubaixを見終ってから4泊しました。
パン屋と肉屋、食料品店が在る町の中心まで歩いて数分、スーパーマーケットに比べて少々高めの野菜とワイン、ビールも仕入れる事ができます。
2008年も2009年も利用したのが4月という事もあり、キャンパーの数も少なく、気を使うこともあまりなくてのんびりと過ごせました。
シャワーが1つ、トイレが2つだけという様にサニタリーが貧弱でしたが、熱い湯は出るし、トイレには紙と液体石鹸、手拭き用の紙まで有るという、至れり尽くせりの小さなキャンプ場です。
Chateau de Beloeil(ベルイユ城)への観光客が多い祭日らしき日に、キャンプ場の持ち主である親父は、もう一つの門扉を開いて観光客を向かえ入れて、自家製ワッフルで小商いをしていたのが、ほほえましくてのどかな風景でした。
Paris-Roubaix(パリ・ルーベ)のゴールRoubaixから64km、Ronde van Vlaanderen(ロンド・ファン・フラーンデレ)の難所Koppenberg(コッペンベルグ) から42km、春のクラッシックレース観戦のベース・キャンプ場として私のリストの最上部に書き込まれています。
Paris-Roubaixの難所、どこまでも続くかのような直線の荒れた石畳Arenberg(アーレンベルグ)まで往復124km、車を使って片道1時間ちょっとで行けます。
ベルギーに於いて自分にとって最高のキャンプ場だったので、サニタリーの貧弱さにもかかわらず、星3つとしました。
・Arenberg(アーレンベルグ)->Wikipedia
名称 | : | Camping a la Ferme |
場所 | : | Beloeil |
アクセス | : | ・Tournai;N7(Mons方向) --> A16(E42) --> A16;No.28出口 --> Quevancamps --> Stambruges -->Beloeil |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 区画割り無し |
地面 | : | 良い草 |
シャワー | : | 無料 |
トイレ | : | 紙あり |
評価 | : | ★★★ |
料金 | : | 8.48Euro(2008年,2009年) |