2008年ツール・ド・フランドル(Ronde van Vlaanderen/ロンド・ファン・フラーンデレン)の前日は、規模が大きいながらも草の状態が悪く、折りからの雨によって泥々というグランドコンディションのキャンプ場に行き当たってしまいました。
ツール・ド・フランドルを見終った後、最悪のキャンプ場に戻りたく無かったので、国境を越えてフランスのキャンプ場を目指して車を走らせている途中で見つけた民家の庭先キャンプ場です。
ツール・ド・フランドル(Ronde van Vlaanderen/ロンド・ファン・フラーンデレン ->Wikipedia)の難所Koppenberg(コッペンベルグ) からたいして離れていない小さな町Saint-Sauveurの、Camping Les Hautsというキャンプ場です。
ベルギーに限らず、Caming Les Hautsのような小さなキャンプ場が好みなのですが、ここは区画割も小さくて日本製の2人用テントを張る為には、車を斜めに停めなければなりませんでした。
しかし、テントサイトから生け垣越しの北側に、勾配の厳しい道を持ったベルギーの美しい丘とRonseの町、パノラマを居ながらにして眺める事が出来て大満足でした。
生け垣の向こう側の丘の色合いが日の傾きと共に徐々に変わっていき、何時ものようにセルフメイドのを夕食を食べ終わった20:30頃、雪が降り始めどんどん冷えてきて、とりあえず車に逃げ込み雪雲が過ぎ去るのを待ちました。
雪とか雨が降り始めて強くなりそうだったら、いつもテント内部に水気を持ち込まないように車の中に逃げ込みます。
雪雲と雨雲が頭上に留まる時間が、予測より長かったらドツボにはまっちゃって「テントに入ればよかった。」と後悔するのですが、その晩は予想どうりの滞在時間で雨雲は去って行ってくれました。
4月上旬のベルギー、降り積もった雪に寒さと清々しさを感じつつ暖房が効いたサニタリーに行き、個性溢れるベルギービールとセルフメイドの食事に由来する水分を放出した後、我がねぐらのテントに潜り込み、一日が無事終了しました。
主要道路のN60をRonse(Renaix)から南に向かって約7km、左手に「キャンプ場がありますよ」標識があったので、急坂に少しひるみながら、辿り着いた小さなキャンプ場の手前に車を停め、敷地内の民家に受け付けをしに行く途中で垣間見たテントサイトは、期待を抱かせる良い草でした。
前日の泥々テントサイトから、天と地ほどの差があるようなテントサイトで眺めも良かったですから、星2つの評価としました。
名称 | : | Camping Les Hauts |
場所 | : | Saint-Sauveur |
アクセス | : | Ronse:N60 --> Dergneau:左折 -->Saint-Sauveur |
地図 | : | ViaMichelin, Google maps |
区画 | : | 生け垣で区画割 |
地面 | : | 少しの傾斜、凹凸あり、良い草 |
シャワー | : | 温水/0.5Euro(5分間) |
トイレ | : | 紙あり |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 11Euro(2008年) |