2011年7月中旬、Tour de France最初の休息日に訪れた小さな町の小さなキャンプ場です。
Camping Municipal(公営キャンプ場)としか表示がありませんでした。

公営キャンプ場の設備は簡素な事が多いのですが、ここにはキャンピングカーなどが使う電源ボックスが有りませんでした。
工事途中のようで、電気ケーブルを収めたフレキシブルチューブが数セット地中から立ち上がっていました。
電源ボックスの事や、主要道路からかなり離れている事もあってか、他にキャンパーはいませんでした。
フランスは他のヨーロッパ諸国に比べて、単位面積あたりのキャンプ場が多いように思います。
地域によっては、数10km走ってもキャンプ場を表すマークを道路脇に見出すことが出来ずに焦りを感じたりしますが、数km毎にマークが現れるという地域もあります。

比較的早い時間に到着したので、部分補修途中のシャワールームで汗を流した後、うまい具合に木陰に入った造り付けのテーブルにバケットとオピネルナイフ、バジルペースト、スイスCoopのLagerビールを広げて夕方までのひと時、広い空間を独占し贅沢な時間を過ごしました。
閑散期という訳でもないのに、客がいないという事を反映するように、料金徴収は翌朝でした・・・というあやふやな記憶。

木の根が地面に露出していたり凸凹があってペグが刺さりにくいのですが、木立が多く涼しい木陰を作ってくれていたり、トイレに紙があったので星2つとしました。