2011年8月初旬、フランスのルルド(Lourdes)近郊でピレネー・サイクリングに満足した後、スペイン経由でポルトガルに向かう途中で使った公営のキャンプ場です。
着いた時は、レセプションが未だ開いていなかったのですが、場内をぐるっとひと回りした後でレセプションに戻ると、いつの間にかやって来たマダムが2、3人の客をさばいていました。
8月初めという時期はハイシーズンに当たるようで、レセプションが開く前に場内を回った時も混雑ぶりがうかがえました。
普段はテントサイトとして使わないであろうサニタリー棟の前、柳の木の下に居場所を貰い、テント設営、シャワー、夕食作りと何時ものセレモニーをこなしている間にも、次々とキャンプ客がサイトとして区切られている空間を埋めて行きました。
フランス・バスク地方に位置するSaint-Etienne-de-Baigorryの中心街は、キャンプ場からスペイン国境に向かって1.5kmほど離れています。
夕食後にほろ酔いかげんで中心街を訪れると、特徴的なフォントで書かれた看板など、バスクの雰囲気が充満していました。
フランス・バスク地方では、道路標識はフランス語とバスク語が併記されています。
たまにフランス語部分が塗りつぶされていたりするのですが、この町ではそういった事はありませんでした。
混み合っていたものの、隣との距離は必要最低限保たれていて、主要道路から離れているので夜は静かで快適に過ごせました。
少し傾斜していましたが良い草に覆われて、サニタリー棟に近いのもありがたかったです。
Vuelta a Espanaが終わった後、1ヶ月ぶりに再訪した時は、8月の混雑ぶりが嘘のように閑散としていました。
しかし、不思議な事にハイシーズンは終わっている筈なのに、料金が0.4Euro高くなっていました。
多分、8月の5.8Euroというのは、何らかのミスなのでしょう。
フランスのキャンプ場では、たまにあることです。
8月の混雑時、9月の閑散期ともに快適に過ごせたので星2つとしました。
テントサイトの1区画は、十分に広いですし、小川に面したサイトもあります。
トイレに紙が備え付けられているのも、好印象です。
フランスに比べると、キャンプ場料金が高いスペインへの行き帰り、少しでも節約するために使いたいキャンプ場です。
名称 | : | Camping Municipal |
場所 | : | Saint-Etienne-de-Baigorry |
地図 | : | Google maps |
区画 | : | 生垣と溝で区画割 |
地面 | : | 良い草 |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙あり |
その他 | : | |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 5.8Euro(Aug.2011)、6.2Euro(Sep.2011) |