Passo dello Stelvio(ステルビオ峠2758m)に自転車で挑むには、格好の場所にあるキャンプ場です。
松林の中、涼しそうでフラットなテントサイトからの眺めは良いのですが、土が剥き出しで硬いのが難点です。

標高915mのキャンプ場、6月初旬に訪れたときは木陰が涼しいというか、小雨が時々降っていたので肌寒いくらいでした。
アライテント製のゴアライズ2の軽量ジュラルミンペグを打つのに苦労した硬い地面は、小雨の時にはテントの底が草地の次に汚れにくい点で好ましいコンディションとなります。
木立は、真夏の強烈な日差しに対してだけでなく、山岳地帯での冷たくて強い雨に対してもテントを建てる時に有難い助けとなります。
そう、泊まった日も小雨が降っていましたから、多少の色を着けて星2つとしました。
イタリアで買ったキャンプ場ガイドには、広さが3.5haと載っていますからハイシーズンでも嫌な思いをしなくて済みそうです。

Prato allo StelvioからSS38(国道33号線)をPasso dello Stelvioに向かう途中のTrafoiに2haの広さのTrafoiというキャンプ場があります。
SS38から斜めに谷に下りたテントサイトは、少し傾斜しているものの緑の草地で良さそうだったのですが、イタリアで手に入れたキャンプ場ガイドでは開いているはずの6月初旬にはまだ閉まったままでした。

Kiefernhainというキャンプ場は、キャンプ場ガイドには4月1日から10月15日まで開いていると書かれていますから、Giro d'Italiaの5月ならば間違いなく開いているでしょう。
時間に余裕があれば、何処かで丈夫な鉄のテント用のペグを仕入れて行くと良いと思います。