Le Mansから東南東へ70km、Toursから北東へ59kmの小さな町のキャンプ場です。
その日はTour de Franceの第6ステージ、Le Mont Saint Michchelを背景に縦一列状態になった集団をカメラに収めてから、300kmほど車で移動しました。

Tour de Franceの全てが過ぎ去ってから牧草地を横断し、閉鎖状態の道路をとぼとぼと車まで戻ると、大粒の雨が降り始めるというノルマンディー地方らしい洗礼を受けました。
あまりの激しい雨で視界が悪くなり出発をためらっていると、やがて雨は上がり、次のステージのコースに接近をはかるべく車を走らせました。
キャンプ場に到着したのは、晴れていれば夏の陽射しが強い時間帯の18:30頃でした。
キャンプサイトが60区画あるというキャンプ場は、Google Mapsの航空写真を拡大すると分かるように立木と浅い溝によって区割りされた1区画は広く、開放感も十分にありました。
地面は凸凹があって少し固かったのですが、ペグの刺さり具合には問題の無いレベルで草の状態も悪くは無かったです。
小橋を挟んで奥のほうには小さな緑地公園があって、夕食前後の散歩なども出来ます。
幹線道路から離れ、PINコードで開閉するゲートで幾分かは安全面に配慮されています。
もっともゲートなしでも問題は起こりそうにない田舎なのですから、夜は静かでした。
料金は高くもなく安くもない帯域に収まり、フランスにおける平均的なキャンプ場という事で、評価は星2つとしました。