Orléans(オルレアン)からN20(国道20号線)を南へ45km、Nouan-le-Fuzelierという小さな町にあるキャンプ場です。

フランス・ピレネーから無料の高速道路と一般道路を使って、Limoges(リモージュ)経由でParis(パリ)方面へ向かう途中に利用したN20(国道20号線)沿のキャンプ場、午後の早い時間に見付けていたのですが、12Euroというちょっと高めの料金を入口の看板に見出したのと時間的に余裕があったので、近隣のキャンプ場の様子も見てみようと、N20から西方向の地方道路へ車で入り、キャンプ場の標識を頼りに幾つかのキャンプ場を駆け巡りました。
9月中旬の寒い朝を少しでも快適に過ごす為の条件である日当りが望めなかったり、日当りが良さそうなのに営業が終わっていたりで、久しぶりの迷走日となってしまい、100km程も余分な回り道をしてしまいました。

入口から林間の日当りが悪そうなキャンプサイトを左右に眺めながら、しばらく車を走らせると、池に面して背の高い木々から適度に離れていて、朝の日当りがよさそうなサイトが現れました。
そこに落ち着いた時は、夕暮れがすぐそこまで来ていて肌寒いほどだったのですが、半袖半ズボンの親父が向こうの方に一人居ました。
フラットな草地の区画分けは立木や生け垣などで成されていなく、テリトリーも十分に広くて開放感は十二分に味わえました。
しかし、朝の日当りは予想に反して悪く、靄を晴らしてくれる太陽が立木を越して姿を現してくれるのが待ちどうしいキャンプ場でした。
・・・・そのかわりと言ってはなんなのですが、夏だと朝寝が十分に出来そうです。