2011年のヨーロッパ2泊目は、フランス・ブルゴーニュ(Bourgogne)地方の公営キャンプ場でした。
最初に狙っていたキャンプ場は好みに合わなくて、数10kmほど迷走した末に辿り着きました。
ロワール川(La Loire)の中州にあるキャンプ場からは、サニタリー棟の奥にある仕切りの金網越しに、教会の尖塔が印象的なCharite-sur-Loireという小さな町を眺めることが出来ます。
しかし、その場所はキャンピングカーに割り当ててあるらしく、テントの設営場所は反対側で、町が見えない一段下がった場所に指定されました。
レセプションから離れていないテントサイトからは、無料でパスワード無しにWi-Fiにアクセス可能でした。
凹凸があり草の状態もあまり良くないテントサイトは、砂地の上に成り立っています。
いつもなら、さほどの評価を与えないのですが、町に歩いて行ける距離ながら、道路から離れていて静かで無料Wi-Fiの存在に星2つとしました。
草の状態が良ければ、文句なしに星3つです。
入り口には車用の門と人間用の門があり、どちらもPinコードを打ち込まないと開かないシステムだったので、遅い時間(22:00以降?)に到着すると入れないかもしれません。
このキャンプ場から46km、車で40分のBelleville sur Loireに原子力発電所がありました。
ロワール川は、原発の冷却水を得て排水を流すのに最適な川のようです。
濃くてアルコール度数の高い、味わい深いコート・デュ・ローヌを産するローヌ川も立地条件が良いようで幾つかの原発があります。
2011年は、ロワール川流域に産する「Loire」を冠した軽めでありながらも味わい深い赤ワインに目覚めた年でした。
フランスを旅するには、「FUKUSHIMA」の事もあり「原発」に対して覚悟を決めなてからじゃあないとダメだなあという事を認識した年でもありました。
名称 | : | Camping Municipal De La Saulaie |
場所 | : | Charite-sur-Loire |
地図 | : | Google Maps |
区画 | : | 草を剥ぎとって区割り |
地面 | : | 凸凹あり、草の良し悪し有り |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙、石鹸あり |
その他 | : | 無料Wi-Fi |
評価 | : | ★★ |
料金 | : | 6.71Euro(2011年) |