2011年のTour de France、2回目の休息日の前日と当日に利用した、Orangeから直線で西に約10kmの小さな町Laudun-L'Ardoiseのキャンプ場です。
OragneとLaudun-L'Ardoiseの間にはスイスアルプスを源とするRhône(ローヌ)川が横たわり、道路を辿ると25km程となってしまいます。
数日間にわたり行動を共にしていた小河原氏が、翌日の休息日にOrange周辺に居るであろう各チームを見に来たいという事で、彼の持っていたキャンプ場ガイドを頼りにキャンプ場にたどり着きました。
この辺りは、フランスで手頃な値段という事もあり、よく飲んでいたAOCワインのCôtes du Rhône(コート・デュ・ローヌ)の産地でキャンプ場周辺にも葡萄畑が広がっていました。
そして、葡萄畑を挟んで遥か彼方にMont Ventouxの特徴的な、白い山肌を望むことが出来ます。
キャンプ場に到着した翌日、Orange方面に向かう小河原氏を見送ってから、Laudun-L'Ardoiseの町まで食糧と車の燃料の補給に向かいました。
ガソリンスタンドが併設されたスーパーマーケットで、Laudunという地名が印刷された赤のCôtes du Rhôneを仕入れて夕食時に美味しくいただきました。
そして、翌日Tour de Franceのコースを車で辿って行く途中、そのラベルの名が書かれた立て看板を葡萄畑の脇に見かけました。
Tour de Franceのアルプスステージが終わった後、パリには向かわずにGrenoble(グルノーブル)の北に位置するキャンプ場で2日間過ごして体を休めてから、7月25日に再訪しました。
1週間しか経っていないのにハイシーズン料金に変わっていて、2泊で20Euroになっていました。
1泊あたり2Euro高く、テントサイトは満員御礼でバンガローの前庭にテントの居場所を指定されるという、まさに「ハイシーズン」でした。
2日目は、こぢんまりとして清潔感あって、Côtes du RhôneのワイナリーもあるLaudun-L'Ardoiseの町を散策しました。
木立に囲まれたエリアは、地面がむき出しのサイトが多いですが、陽あたりが良く生垣で区画割されて開放感のあるエリアは、申し分のない状態の草が生えていました。
レセプション兼レストランの周辺では、パスワードを教えて貰えば無料のWiFiが使えます。
隅のテーブルの近くにはコンセントもあったので、カウンターで売っているビールやグラスワインを飲みながらゆっくりとインターネットにアクセスできます。
Mont Ventouxの遠景、町へのアクセス、無料WiFiの存在、レセプションのマダムのフレンドリーさ、などで星3つを奮発しました。
名称 | : | Camping La Cesar |
場所 | : | Laudun-L'Ardoise |
地図 | : | Google maps |
区画 | : | 生垣で区画割 |
地面 | : | 地面むき出しor良い草 |
シャワー | : | 温水/無料 |
トイレ | : | 紙なし |
その他 | : | 無料WiFi |
評価 | : | ★★★ |
料金 | : | 8Euro(2011年) |