1992年、前年は4人だったのが自分1人だけでGiro d'Italiaを追いかけました。
それ以来、いつも日が暮れかかる頃からとっぷりと暮れた頃にキャンプ場にたどり着くという日々を送っていました。
精神的には余裕が有った2003年でしたが、イタリアに入ると習慣が抜けきれない日々が続き、ここも日が暮れかかる頃にたどり着いた海辺のキャンプ場です。

Calabria州のティレニア海側にある小さな町Tropea、海岸にはつづら折りの狭い路を降りて行きます。
海岸に降りきった場所のCamping Marina del Isolaは、海岸に至る小径の左側にメインのキャンプサイト、右側にレストランと小さなキャンプサイトがあります。
5月中旬という南イタリアのハイシーズンにはまだ早い時期だったので、小径の右側の小さなキャンプサイトに落ち着きました。
キャンプ場の後ろに絶壁の上にTropeaの町、前にティレニア海、右に陸続きの小島の上に教会、日がとっぷりと暮れると町と教会にライトアップ、絶景でした。
レストランの建物にくっついたトイレとシャワーは1つ、小さなキャンプサイトらしい設備です。

前日からのひどい下痢が収まった様だったので、試しにそのレストランで食事を。
アンチョビと野菜のアンティパスト、メインはイカリングとエビのフライ・・・海産物づくしの食事を濁った甘めの白ワインと共に美味しくいただきました。
テーブルクロス、南国っぽくて良いのです。
設備と地面の具合はよろしくなかったものの、あまり込んでいなかった事と、食事、絶景のせいも有り評価は星2つです。・・・ハイシーズンは星1つ位かな。