タイムリー/ノットタイムリー
Vol.16
Giro d'Italia 2000


Contents
Tour de Suisse  25 June 2000 Di Luca、Simoni  15 June 2000
Garzelli  4 June 2000 Casagrande  30 May 2000
9atappa  25 May 2000 8atappaまで  22 May 2000
Giro d'Italia - Link  20 May 2000Prologo 〜 3atappa  18 May 2000
Source
83°Giro d'Italia.......La Gazzetta dello Sport
RaiSport: Eventi: Giro d'Italia 2000
83 Giro d'Italia.......Energy
www.cyclingnews.com
Photos - CBS.SportsLine.com
Eurosport TV Live
Giro d'Italia - link...@This Charming Bike
25 June 2000
Tour de Suisse
Giro d'Italiaが終ってだいぶ時がたちました。
CSでTour de Suisseが流れています。
市川氏の解説、これがなかなかいいです。「あのレストランは美味しいんですよ」などと観光案内もしてくれます。
けどねえ、スイスは物価高くてレストランへ入るの躊躇するのですよ。
安そうなところを探してもイタリアの都市、例えばFirenze と比べれば1.5倍から2倍は堅いですね。
スイスで..............といってもチューリッヒで、歩き回って「まあいいや」と自分を納得させてから入っただけですね。歩数が増えるほどに、同行者の一人の機嫌が悪くなっていきましたけどね。

Tour de Suisse録画のサブチャンネルでは、ドイツ語が流れています。
選手へのインタビューは、英語、イタリア語、ドイツ語etcが飛び交っています。
オフィシャルカーのMITSUBISHIもいます。国際色、ほんまに豊かです。

スイスというのは観光が重要な産業のせいか、緑がとても奇麗です。イタリア、フランス、スペインなんかとても及びません。
町にも道路にもゴミはあまり見当たりません。..........というより、全く有りませんといってもいいです。
それはドイツ語圏のみでなくてイタリア語圏、フランス語圏でもそうです。
1992年のTour de Suisse、選手とキャラバン隊が過ぎ去った後に1時間も経たないうちにパッカー車が来て、イタリア、フランス、スペインならそのままで数日間そのままであろう選手が投げ捨てたゴミを回収していました。

個人タイムトライアルやってたあたりで育てた葡萄から作られる白ワインが旨いです。
ちょっと高めですけど、スイスに行けば一本(1,000円位)は仕入れてキャンプ場で酔いしれています。
日本に入ってくる安いドイツワインなんかより、よっぽど旨いです。
ドイツワインは安いのしか飲んだことないですけど、発砲性でも無いのに「砂糖、入れてんじゃあない?」と思うほどに、私にとっては気持ち悪い甘さです。
フランスのビールで旨いのに出会う確立は低いですけど、スイスのビールは安いやつ買っても旨いです。イタリア、スペインも旨いですよ。
スイスに限らず、どの国でもビールは水と並んで棚にあったら、迷わずに取ってしまうほどのお値段ですから幾つも買っちゃいます。
Coke1本の小銭有れば、2本は買えて、得した気分で心おきなく酔えます。
ハム、チーズ、パン、サラミ、ソーセージ etc. 食べ物も旨いですよ。

そろそろ、Tour de Franceが始まります。
ページを新たにし不定期に、自分が面白そうなところをCS見ながらアップデートしていくつもりです。

今晩のTour de Suisse 録画にPso.del S Gottardo(2,108m)がでてくれば良いのですが、この峠の下は対面通行のアルプストンネル18km。
入り口で20度前後、トンネルの中は車が40度以上の熱風を巻き上げています。
1990年代の前半、ロシアからイタリアへのプルトニウム・ロードでもあったようです。
このもっと下のLugano過ぎてChiassoという町の国境で、シェパード犬の襲撃を受けました。麻薬捜査犬か、プルトニウム捜査犬だったのでしょうか??
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15 June 2000
Di Luca、Simoni
今年の注目株は、Di Luca だった。といっても異論を称える方はあまりいないでしょう。
もちろんSavoldelli にも注目してましたけど、いざ始まっちゃうとDi Luca のほうに気を取られちゃいました。
最初の本格的山岳、第9ステージの走りで総合2位まで上がり、今年はMilanoまで行くのかと期待を持たせながら、第12ステージで失速して総合4位まで落ちゃいました。
しかしこの時点でも、1位のCasagrandeからたったの10秒遅れ。挽回のチャンスは十分にありました。
最大難所のMarmoladaが待っていた第13ステージでは、5分49秒遅れの総合17位まで落ちました。
そして第17ステージで腱炎のためにGiro d'Italiaを去っていきました。

CS放送で見るMarmoladaの映像では、Di Lucaは途中まで有力集団で走っていたものの、いつのまにか居なくなっていました。
本格的な山岳では、まだまだやなあと思っていたところ、次のステージのGavia峠では前の方で目立った動きをしていました。
さすがに、将来を期待されているだけのことはあります。
彼は、強靭な意思を表に出した面構えと力強い走りで、画面のこちら側にも「何か」を送って来るようです。
「怪我」「薬」にじゃまされない限りは、おおかたの予想通り数年後に輝きを増しそうです。

地味なSimoniと表現しましたが、MarmoladaとGaviaの映像では、一般的なクライマーとしての強さを見させてもらいました。
Pantaniのような、輝くばかりの切れ味は持ち合わせていないですが、コロンビアやスペインのクライマーに比する力を、ステージレース終盤まで維持できるようです。
1999年の終盤、山岳ステージでいつの間にかという印象で、上位のリストに名前が載っていた彼は、現地で見ていた私にその存在を感じさせるという風ではありませんでした。
それは、彼のごく普通の風貌から来るものであり、そしてDi Lucaとは違って「何か」を発散していなかったからでしょう。そう、彼は決して派手な顔立ちではありません。
1971年8月生まれ、1994年のJolly Componibili でプロとしてスタートしています。
去年、Giro d'Italia総合3位を得た遅咲きの28才は、確実に力をつけているようです。
出身地はMarmoladaとGaviaに近いprovincia di Trento(トレント県)ですから、ドイツ系なのかもしれません。
花開き始めたクライマーとしての才能を持って、三大ツール全出場でトップ20位に入るくらいの活躍を期待します。
ちょっと酷でしょうけど、ちょっと才能がある選手にはそれを期待します。
かつてのMarino Lejarretaのように、彼はVuelta、Giro、Tour全て出て、結構いい成績おさめていましたものね。私はLejarretaが好きでした。
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4 June 2000
Garzelli
自転車の集団を上空から撮った映像は綺麗で、おもわず見とれてしまいます。
かなりの時間差で見るGiro d'Italiaの画像では、昨日第5ステージでDanilo Di Luca(ITA/Cantina) が10数人の先頭集団を後続集団から追い上げ、先頭のVladimir Belli(ITA/Fassa) をも抜き去り真っ先にゴールラインを越していました。
そのステージでは、Di Luca は相変わらず、盛んにアタックを繰り返していました。
すばらしい能力によって輝かしい未来を予見されるDanilo Di Luca は、腱炎の為に第17ステージを前にGiro d'Italiaから去っていきました。その能力を温存させるためのチームの方針からでしょうか。
彼の花が開くのは、来年あたりでしょうか。VDB のようなケチがつかない事を祈って、成長を楽しみにします。そして、来年はたぶんGiro d'Italiaを見に行きます。

Francesco Casagrande(ITA/Caldirola)が、第20ステージSestriereの難関で砕け散ってしまいましたね。
山岳タイムトライアルという特殊な状況では、仕方ないでしょうか。

Sestriere はMarco Pantani のために作られたといってもいいステージですから、誰がステージ優勝するのか予想もつきませんでした。
期待のGilberto Simoni はタイムトライアル弱そうだから、まず駄目だろうと思っていました。でも6位というのは、彼にとって上出来でしょう。
Jan Hruska(CZE/Vitalicio) がプロローグとこのステージ、2度もタイムトライアルを制し、タイムトライアルでの注目株になってきました。Tour de France にVitalicio Seguros チームは参加資格を与えられていないようなので、見に行くつもりのVelta a Espana で活躍を期待しています。

Sestriere でHruska から1分17秒遅れの3位に入った、Stefano Garzelli (Ita/Mercatone)が総合1位まで駈け上がりました。
第21ステージはパレードレースのようなものですから、彼のポジションは揺るぎないものでしょう。
まさか「吸血部隊」の犠牲になって、「除外」などという喜劇を演じないでしょうね。
Pantani のアシストに甘んじていた実力派が、Pantani の優柔不断ともとれる長き休暇のおかげで転がり込んできた、いや奪い取ったMaglia Rosa です。
Maglia Rosa を着た彼のクシャクシャの顔を
Photos - CBS.SportsLine.comで見ることができます。
彼を一推しにしていたPMBSでは、イタリアンビール(Moretti)とアンチョビ入りオリーブで、祝杯をあげたことでしょうね。.............Moretti.......飲みたい。
Pantani のような天才をエースに持つアシストたちは、大変な労力と団結心でエースとチームに貢献せざるを得ないでしょうから、自分がエースになるなんて事はチームを移籍しない限り望めぬでしょう。
Garzelli のMaglia Rosa は、彼にどのような運命を呼び込むことでしょうか、シーズンオフには、移籍話が飛び交うことになるのでしょうか。
でも、Pantani 二世のようなイメージからいつ脱皮するのでしょうか。


久しぶりに、粉100%の蕎麦を食べました。
箸で掴むと千切れてしまう蕎麦。
囲炉裏で、木を燃やしていました。
美味でした。
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30 May. 2000
Casagrande
JSKYSport3 でGiro d'Italia の録画が流れて来はじめました。
しばらくは、WebとTV画面併用で忙しくなります。早寝モードに移行していたのがまた元に戻りそうです。
プロローグでは、石畳のコーナーでバランスを保つのに苦労しているようです。
私のCSシステムは、片チャンネルしか音声を出力していません。そのせいか、現場のアナウンス、伴走車、カメラマンを乗せたバイク、へリコプターの音と、控え目な録音の歓声しか聞こえてきません。
これで、Barに陣取るTV観戦の客たちの歓声と、ため息、Vino(ビール)、Birra(ビール)があれば、イタリアですね。

Francesco Casagrande がわずかの時間差で粘っています。
第9ステージで総合1位に踊り出て、第14ステージが終わってもまだMaglia Rosaを着ています。
第13ステージの難所Passo Fedaia(Marmolada)と第14ステージのPasso di Gavia(2.621m)に痛め付けられたであろうに、まだこと切れていません。
軽量化してGiro d'Italiaに臨んだ彼の意気込みは、空回りになってなかったようですね。
私の予想には、彼の名前無かったんですけど、すごいですね感嘆します。しかし、彼がそのままMaglia Rosaを着てMilanoまで行くとは思えないです。
以前から現地のファンたちには、「強い」選手と言われていたようですが、私には彼ら3人兄弟の誰が強いのか良くわからないままでした。過去のGiroでは印象が薄かったです。
まあせっかく粘ってるのだから、Milano まで行かしてやりたいですね。最後のSestriere(個人タイムトライアル)の難関に捕らわれない事を願って。

私の本命Tonkovが沈んじゃいました。
第14ステージが終わってCasagrande から2分35秒遅れの総合7位........調子悪いのでしょうか。
彼の力からすれば、簡単に取り戻せるタイム差でしょう。でもなんか、すっきりしません。
やはりPantaniのような強力ライバルがいないと、登りでの力が出ないのでしょうか。

Di Lucaも沈んじゃいました。
もう浮かび上がることはなさそうな、6分15秒遅れの総合14位です。
最後まで走らすには、「若かった」ってことをGiro d'Italiaが終わってから言われるのでしょうか。
しかし彼のことだから、この後に何かやってくれそうです。それに期待します。

Gilberto Simoni が彼らしく、目立たずに徐々に順位を上げてきて、第14ステージで57秒遅れの総合3位に浮かび上がりました。
ステージ優勝は無いだろうと、かってに決めつけていた彼が、第14ステージではステージ優勝をやっちゃいました。
いつも良く動くMariano Piccoli と同じチームですから、Simoniは Piccoliの良きアシストを得ていることでしょう?
本格的な山岳がイマイチのPiccoli が役に立ってるかは??......これもJSKYSport3 の楽しみにとっておきます。
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25 May. 2000
9atappa
第9ステージで、予想以上に総合上位が入れ替わりました。
総合20位迄に、最終ステージのMilanoでMaglia Rosa(総合1位)を着てGiro d'Italiaを終える選手が居るでしょうね。

Pantani? 予想どうり圏外です。総合30位、Maglia Rosa のFrancesco Casagrande から7分29秒遅れです。
本調子だったらねえ、その気になれば十分挽回できるタイム差でしょうが、「私はまだ山岳の為の体ができていない。」「私は自分のチームとの関係を保つために走りに来た。」と言ってるように、挽回はないでしょうね。

Danilo Di Luca が総合2位に上がってきました。
チームとしては、彼には最後まで走らせない方針という情報がありました。さて、彼はMilanoまで行くのでしょうか?
昨年のRAIの録画を見た感じだと、Maglia Rosa の可能性が高い若手でしょう。

15位のPaolo Svoldelli が巷では、Maglia Rosa の一番候補のようです。
あの切れたダウンヒルを見ればねえ、間違いなくダウンヒルのMaglia Rosa です。

Pavel Tonkov をGiro d'Italiaが始まる前に、本命として予測していました。
今でも彼にMaglia Rosaを得てほしいですね。
1998年のPantaniとの熾烈なクライム争いを思い出します。
そのすばらしい戦いを見せてくれたご褒美として、もう1度あのピンクのジャージを着させてやりたいです。
でもねえ、彼は期待を裏切ってくれること多いですから。

Fassa Bortolo の2人Dario Frigo とWladimir Belli が何かやってくれそうな。
チームに勢いがあるようですから、ひょっとしたらどちらかがMaglia Rosa に手が届くかもしれません。
第5ステージから6、7ステージまでMaglia Rosa を守っていたMatteo Tosatto が沈んでいく中、再度のMaglia Rosa に向かって行けるポジションに2人も送り込んでる「白い小隊」は、気になるチームです。
彼ら2人とアシスト達の力を確かめることも、後半戦の楽しみの一つです。

もう1人、注目してるのがGilberto Simoni(ITA/Lampre)です。
ここ数年、後半戦になると彼の名前が必ずリザルトの上位にありました。
峠を駆け上がってくるクライマー達の中でも、私には決して何かを強く感じさせるという風では無いですが、着実に力をつけているようです。
Pavel Tonkov の対抗に地味めのGilberto Simoniを推します。一寸大胆な予想ですけどね。
今のところは、Simoniは派手めになっていないところがいいですね。
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22 May. 2000
8atappaまで
第8ステージで、スエーデン人Niklas Axelssonがゴールしていません。
cyclingnews.comの
Live reportには
He has been suffering from bronchitis from the start of the race.
とあります。気管支炎で苦しんでいたようです。
Giro d'Italia中盤から終盤の北部山岳地帯で、あの気合いが入った表情で、山岳スペシャリストたちに食い下がる姿を見れる事を期待していました。SkySport3 の録画を見る楽しみが一つ減っちゃいました。
Ceramica Panaria-Gaerneチームは、彼の他2人がゴールしていません。

この第8ステージでは、合計7人がDNF(未ゴール)でした。いよいよ山岳ステージの前哨戦が始まりました。
ステージ優勝は、メルクス2世のAxel Merckx(Bel/Mapei) でした。2位にはMaximilian Sciandri (GBr/Linda McCartney)、3位 Filippo Casagrande(Ita/Vini Caldirola) ........有名スプリンターの名前は、リザルトのずっと下の方に沈み、純粋スプリンター達には辛い第8ステージでした。彼らには、もっと辛い第9ステージが待っています。
クライマー達の名前が、上位20位くらいのほとんどを占めるようになるでしょうね。

第4ステージではMario Cipollini (Ita/Saeco)がステージ1位、2位をDmitri Konyshev (Rus/Fassa Bortolo)というベテランが得ました。
第5ステージは、1位 Danilo Di Luca (Ita/Cantina Tollo)、2位 Wladimir Belli (Ita/Fassa Bortolo) というイタリアの若手たちがやってくれました。
第6ステージでは、それまでのステージで元気に動き回っていたDmitri Konyshev (Rus/Fassa Bortolo)がJeroen Blijlevens (Ned/Team Polti)を下してのステージ1位。彼はゴールスプリントで勝ったのは2回か、3回だけだというコメントを残しているようです。
第7ステージは、David McKenzie (Aus/Linda McCartney)が1位、Vladimir Duma (Ukr/Ceramica Panaria-Gaerne)が2位でした。そして、なんと Konyshev が3位と連日の活躍でした。

第5ステージで、Matteo Tosatto (Ita/Fassa Bortolo)がマリアローザを手にいれ、第8ステージでJosi Enrique Gutierrez Cataluna (Spa/Kelme)に渡すまで、Fassa Bortoloチームにマスコミの目を集めた事でしょうね。
日本人スタッフの中野、永井両氏もさぞや忙しい日々を送っていたでしょうが、マリアローザを持ったチームの一員として嬉しかった事でしょうね。

さて第9ステージの山頂ゴールは、どうなるでしょうね。
山岳スペシャリストの出番です。
Pantani が来るかな。.........無いような、あれば面白いでしょうけど。
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20 May. 2000
Giro d'Italia - Link
いろんなページで仕入れたGiro d'Italia関連の非日本語WebのURLを
"Source"にズラズラと並べておきました。

83 Giro d'Italia.......Energy は相変わらず重量級ですが、小ウィンドで速報を流しています。

Giro d'Italiaをオーガナイズしている La Gazzetta dello Sportの
83°Giro d'Italiaでは当日の各地点の通過予想時間を、平均速度毎に表示しています。
TABELLA DI MARCIA をクリックしてみましょう。TCIの1/200,000の地図でトレースすれば、コースの詳細が判ります。

RaiSport: Eventi: Giro d'Italia 2000はRAI-TVからキャプチャしたjpeg画像をズラズラと並べています。
当然ながら画質はいまちです。

思わず保存してしまいたくなるような、品質の良いjpeg画像を置いているのが、
Photos - CBS.SportsLine.comです。
ステージが終わった翌朝には、jpeg画像がアップされています。
幾つか頂いちゃいました。

極めつけが、jpeg紙芝居
Eurosport TV Liveです。
リアルタイムにjpeg画像を流しています。
画像切り替えのタイミングも5秒から10、15、20秒とあり、自分のインターネット環境に合わせて選ぶ事ができます。
TV画像をキャプチャしているようで、画質は良くないですが、プラグインが必要ないですから、プラグイン入れるのが面倒くさい私にとっては助かります。
でもあまり見てないですね、最近早寝のサイクルに入ってますから。

全選手の載ったリザルトは、おなじみの
www.cyclingnews.comですね。
最初にトップ10〜20位をアップしてから、その内に全リザルトをアップするという親切さです。
イタリアのWebより軽いので、重宝しています。
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18 May. 2000
Prologo 〜 3atappa
プロローグのITT(個人タイムトライアル)は、新鋭のチェコ人Jan Hruska (Vitalicio Seguros)がPaolo Savoldelli (ITA/Saeco) よりも僅か1000分の49秒のリードでMaglia Rosa(マリアローザ)を得てしまいました。
Hruska のプロローグでの結果は、決してフロックではないようなので、第11ステージの個人タイムトライアルが楽しみです。
スペシャリストSerguei Gonchar (UKR/Liquigas)が10秒遅れの17位だったのが、一寸気になります。
でもたった4.6 kmですし、Mario Cipollini (ITA/Saeco)が4位になったくらいだから、Gonchar にとっては短い距離だったのでしょう。不調という訳ではないでしょうね。

第1ステージは、ステージ5位ながらもインテルジロの稼ぎでCipollini が Maglia Rosa を Hruska から奪い取りました。
Cipollini は老練になったのか、運がよかったのか。彼自身は、ゴールスプリントで勝ってMaglia Rosa に袖を通したかったでしょうね。
第2ステージは単独でゴールした Cristian Moreni(ITA/Liquigas)がCipolliniからMaglia Rosaを取り上げ、
第3ステージは、懐かしい名前 Jan Svorada (CZE-Lampre)がCipolliniと絡まりながら2位でゴールするもののCipolliniが降格でステージ優勝。Maglia Rosaは動かず。
これからもMaglia Rosaの持ち主は、目まぐるしく変わりそうです。

プロローグでは、Eugeni Berzinが高ヘマトクリット値で早々と「除外」されちゃいました。
第1ステージではLinda McCartney Racing Teamのリーダー格Pascal Richard(SWI)とBenjamin Brook(AUS)が出走しませんでした。(腹痛という情報あり)
Pascal Richard とBenjamin Brookは何故止めちゃったんでしょうか、チーム方針の「ベジタリアン」にまだなってなくて食い物が消化不良を起こしたのでしょうか?
UCIからの使者「吸血鬼」もGiro d'Italia一行に同行しているでしょうから、「薬」の可能性も十分考えられるんじゃあないか、「やばくなる前に逃げちゃえ」ということかなあと、勘ぐってしまいます。

第1ステージでは落車により、有望視されていたUnai Osa (Banesto)がリタイアしてしまいました。
Giro d'Italiaの平地ステージでも、落車シーンが多いようです。
ただ、Tour de Franceのように、落車に乗じて決定的な逃げを打つというようなセコイ動きは少ないように思います。Giro d'Italiaでは、セコイまねをして貰いたくないですね。

Marco Pantani が直前に参加を決めて、Massimo Podenzanaと入れ替わりました。
なぜ彼となのか、他に変わるべきメンバーはいなかったのか?いろいろと憶測を生みそうです。
過去2度に渡りイタリアチャンピオンを取り、老練かつ優秀なアシストであるPodenzana をGiro d'Italiaから外したのはどうしてなのでしょう。
Pantani 自信が言うように、Giro d'Italiaを調整レースと位置づけて、Tour de Franceに全力を注ぎ込むための要員として、平地のスピードがあり山岳もこなせるPodenzana を温存するのでしょうか、調子が良くないためなのでしょうか?
Podenzana って、好きな選手の部類に入るので気になります。
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Vol.17[Tour de France 2000] Vol.16[Giro d'Italia 2000]
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