タイムリー/ノットタイムリー
Vol.8
Vuelta a Espana 1998


last update:27 Sep.1998
line
Contents
20,21aetapa  27 Sep 1998 16aetapa  23 Sep 1998
12〜15aetapa  21 Sep 1998 10,11 aetapa  17 Sep 1998
8,9 aetapa  15 Sep 1998 6,7 aetapa  12 Sep 1998
2〜5 aetapa  10 Sep 1998 1aetapa  7 Sep 1998
27 Sep.1998
Vuelta a Espana 20,21aetapa
時間当たりの降雨量が100mmを超え、総雨量が年間雨量の1/3となってしまい、高知市の排水機場が堤防の内側に流れ込んできた水に抗しきれず、一面泥の湖。その湖に取り残された職場から帰って来てみると、第20ステ−ジ(9月25日)で再びJimenezが総合1位のイエロ−ジャ−ジを着たようです。
でも翌日の第21ステ−ジで、OlanoがBanestoチ−ムのシナリオどうりに、イエロ−ジャ−ジ。

Jimenezにイエロ−ジャ−ジの感触を味あわさせる為に、Olanoが配慮してあげたようなVuelta a Espana最後のハイライトの第20、21ステ−ジでした。

Jarabertも最後まで優勝にからみ、Jajaファンを楽しませてくれたようです。

山岳スペシャリストのEscartinは、個人タイムトライアルも結構いけるようで、第21ステ−ジで優勝したZulleから1分56秒遅れの13位で、総合2位を確保しています。

Vueltaであまり冴えなかったRichard Virenqueは、意地を見せたのか、存在感をアピ−ルしたかったのか、1999年はONCEに戻る僚友Zulleから1分1秒遅れの4位に食い込んでいます。まだまだ、Tour de Franceのド−ピング問題が尾を引いているようです、今シ−ズンの残り、そして来年は彼にとってどのような事となるのでしょうか。

Jimenez・・・昨年に続く山岳賞ジャ−ジを得た彼。スペイン山岳スペシャリストの顔となっちゃいました。
来年はTour、Giroでも活躍するでしょう。Pantani、Virenqueとからんでオ−ルランダ−達を翻弄してもらいたいですねえ。

Lance Armstrong・・・さすがです。癌から復帰したとは思えないくらいの成績です。第21ステ−ジのタイムトライアルでZulle、Olanoに続く3位の成績。山岳ステ−ジでも上位に顔を見せていました。

第22ステ−ジは、おまけの顔見せステ−ジ?です。総合順位はこれで決まりでしょう。
総合成績(21 aetapa)
 1. Abraham Olano Manzano (Spa) Banesto
 2. Fernando Escartin (Spa) Kelme-Costa Blanca
 3. Jose Maria Jimenez Sastre (Spa) Banesto
 4. Lance Armstrong (USA) US Postal
 5. Laurent Jalabert (Fra) ONCE-Deutsche Bank
 6. Roberto Heras Hernandez (Spa) Kelme-Costa Blanca
 7. Alvaro Gonzalez Galdeano (Spa) Euskaltel-Euskadi
 8. Alex Zulle (Fra) Festina-Lotus
 9. Marco Serpellini (Ita) Brescialat-Liquigas
10. Marcos Serrano (Spa) Kelme-Costa Blanca
11. Richard Virenque (Fra) Festina-Lotus
12. Jon Odriozola Mugarza (Spa) Banesto
13. Manuel Beltran Martinez (Spa) Banesto
14. Andrei Zintchenko (Rus) Vitalicio Seguros
15. Jose Joaquim Castelblanco (Col) Avianca-Telecom
16. Oskar Camenzind (Swi) Mapei-Bricobi
17. David Plaza Romero (Spa) Cofidis
18. Fabrice Gougot (Fra) Casino
19. Gilberto Simoni (Ita) Cantina Tollo
20. Felix M. Garcia Casas (Spa) Festina-Lotus
89.35.32
1.23
2.12
2.18
2.37
2.58
5.51
6.05
8.58
10.17
13.33
14.05
16.42
19.14
21.28
22.25
26.00
30.05
30.32
31.58
contents
23 Sep.1998
Vuelta a Espana 16aetapa
Jimenezが勝っちゃった様ですねえ。
第16ステ−ジ(9月21日)の上位には、これから主役となるであろう名が連なっています。
1. Jose Maria Jimenez Sastre (Spa) Banesto
2. Laurent Jalabert (Fra) ONCE-Deutsche Bank
3. Fernando Escartin (Spa) Kelme-Costa Blanca
4. Alex Zulle (Swi) Festina-Lotus
5. Richard Virenque (Fra) Festina-Lotus
3.28.12
0.33
0.33
0.39
0.39
41.412km/h




エ−スのOlanoを食っちゃいそうなJimenezの勢い。
彼は、Escartinに変わって総合3位となりました。
今年のVuelta a Espanaの最注目株でしょう。
えぇ・・と、昨日までJimenezをJiminezと書いていました。何かおかしいなと思いつつ、ニュ−スソ−スのサイトでそうなっていたので、まあいいや・・・・でもやっぱり・・・で、昨年のMARCA(スペインのスポ−ツ新聞)と
オフィシャルサイトを開いてみると、Jimenez・・・
人の名前って、難しいですねえ。
総合成績(16 aetapa)
 1. Abraham Olano Manzano (Spa) Banesto
 2. Laurent Jalabert (Fra) ONCE-Deutsche Bank
 3. Jose Maria Jimenez Sastre (Spa) Banesto
 4. Fernando Escartin (Spa) Kelme-Costa Blanca
 5. Alex Zulle (Swi) Festina-Lotus
 6. Daniel Clavero Sebastian (Spa) Vitalicio Seguros
 7. Roberto Heras Hernandez (Spa) Kelme-Costa Blanca
 8. Manuel Beltran Martinez (Spa) Banesto
 9. Alvaro Gonzalez Galdeano (Spa) Euskaltel-Euskadi
10. Lance Armstrong (USA) US Postal
11. Oskar Camenzind (Swi) Mapei-Bricobi
12. Jose Joaquim Castelblanco (Col) Avianca-Telecom
13. Richard Virenque (Fra) Festina-Lotus
14. David Plaza Romero (Spa) Cofidis
15. Marco Serpellini (Ita) Brescialat-Liquigas
16. Marcos Serrano (Spa) Kelme-Costa Blanca
17. Jose Luis Rubiera Vigil (Spa) Kelme-Costa Blanca
18. Felix M. Garcia Casas (Spa) Festina-Lotus
19. Jon Odriozola Mugarza (Spa) Banesto
20. Mikel Zarrabeitia Uranga (Spa) ONCE-Deutsche Bank
68.05.04
0.22
0.31
0.38
2.12
2.17
2.36
2.52
3.04
3.20
4.10
4.24
4.52
6.01
6.52
6.54
7.09
8.33
9.03
10.15
次のポイントは、第20ステ−ジ(9月25日)となりそうですよねぇ。
ここで、Jimenezが山頂ゴ−ルを制すると、翌21ステ−ジの個人タイムトライアルに少なからず、影響を与えるでしょう。
総合1、2位のOlano、Jarabertに2分くらい差をつけることが出来たら・・・・盛り上がるでしょうねえ。
でも、エ−スはOlanoです。そんな予想は・・・・ならないかなあ。
Jimenez
1997年のFotoです。
contents
21 Sep.1998
Vuelta a Espana 12aetapa 〜15aetapa
第12ステ−ジ(9月17日)から第15ステ−ジ(9月20日)まで、かわり映えしませんねえ。
総合1位のOlanoから4位のJimenezまでのタイム差は1分17秒・・・・変化なし。
Vuelta a Espanaは、淡々と進んでいます。
Tour de Franceでの「薬」問題がまだ、Lotus-Festinaチ−ムにからんでいます。Richard VirenqueがFrance Cycling Federationからヒアリングの為に呼ばれているようです。

第12ステ−ジでは、あの・・・何とGianni Bugno (Ita/Mapei)がステ−ジ優勝しました。
チ−ムのエ−スは、総合成績からいえばOskar Camenzind (Swi) でしょう。Camenzind は、第15ステ−ジが終わって総合10位(2分47秒遅れ)です。
Bugnoが終わりの美学をまっとうすべく、彼をアシストしているでしょう・・・・そう思いたいです。
Bugno・・・・やめちゃうんですねえ。せっかくファンになってあげたのに。ドスの利いた顔でアシストしているのを来年も、再来年も見たかったのに。

第13ステ−ジ第15ステ−ジはVitalicio Segurosチ−ムのAndrei Zintchenko (Rus)が優勝しちゃいました。
Zintchenko・・・どこかで目にしたような、しないような・・・ロシア人らしい!!名前です。

第14ステ−ジで優勝した、Marcel Wust (Ger/Lotus-Festina)がBill's Cycle Racing Results and News ServiceMarcel Wust writesに リアルタイムレポ−トを書いています。

第16ステ−ジ(9月21日)は、今年のVueltaで3つ目の山頂ゴ−ルです。
カテゴリ−E(Especial)級のLaguna Negra de Nella(1860m)に設けられたゴ−ルゲ−トを最初にくぐるのは誰か・・・・山岳屋Jimenezでしょうか。
Virenqueだったら面白いですね。・・・・Zulleの立場は何処へ・・・
contents
15 Sep.1998
Vuelta a Espana 10aetapa 〜11aetapa
第10ステ−ジ(9月15日)は、1997年のVueltaで山岳ジャ−ジを最後まで着ていたJimenezが、AndorraのEstacio de Pal(1900m)に最初に入ってきました。
ゴ−ルは、山頂にありカテゴリ−E(Especial?/特別の)にランクされます。選手達は平均勾配6.1%で標高差660m、10.8kmを登ります。
彼はEscartinと何処からか一緒に登ってきて、最後にEscartinに16秒の差をつけたようです。
ステ−ジ3位のRobert Heras Hernandez(Spa/Kelme) は1分26秒遅れ、エ−スのEscartinにステ−ジを取らせようとかなり最後の段階までアシストに努めた結果でしょう・・・・と想像します。

1分31秒遅れの13人の集団の中には、Camenzind、Jalabert、Zulle、Olanoがちゃんといました。
Jalabertは危ないんじゃあないかと、勝手に予想していましたけれど、私の期待?を裏切って総合2位に健在です。
EscaltinとJimenezが御褒美の総合3、4位に上がってきましたねえ。

Lotus-FestinaのDufauxは、sickのためにリタイアしたようです。sick・・・て何の病気なんでしょうか。

第11ステ−ジも山頂ゴ−ルです。カテゴリ−1にランクされるCeler(1930m)まで平均勾配6%で標高差390m、距離6.5kmを登ることとなります。


-----------------------------------
第11ステ−ジ
もJimenezがステ−ジ優勝してしまいました・・・・強いですねえ。Hernandez、Escartinの順にゴ−ルしています。

しかし、Zulle、Jalabertには13秒、Olanoには19秒の差しかつけていません。
従って、総合4位までに変化はありませんでした。
Jimenez、Escartin等の山岳スペシャリストにとっては、Vueltaの山岳は「優し過ぎる」ようです。
やっぱり、オ−ルラウンダ−に有利なステ−ジレ−スのようです。

オフィシャルサイト・・・・重いですねえ。経過がイラストで判る ペ−ジもありますけれど・・・やっぱり重いです。
contents
15 Sep.1998
Vuelta a Espana 8aetapa 〜9aetapa
雨が降ったり、晴れたり、雷鳴を聞いたりと、台風の余波を受けている、高知です。

第8ステ−ジはFabrizio Guidi(Ita/Polti)が制し、総合順位に大きな変化はなかったようです。

Baleares島での第9ステ−ジ、個人タイムトライアルはOlano(Spa/Banesto)がZulleに2分24秒の差をつけてステ−ジ優勝。Banestoの同僚Jimenezからイエロ−ジャ−ジ(総合1位)を奪い取り、ついでに彼を15位迄落としちゃいました。
総合成績(9 aetapa)
 1. Abraham Olano Manzano (Spa) Banesto
 2. Laurent Jalabert (Fra) ONCE-Deutsche Bank
 3. Melcihor Mauri Prat (Spa) ONCE-Deutsche Bank
 4. Lance Armstrong (USA) US Postal
 5. Michael Claus Moller (Den) TVM-Farm Frites
 6. Alvaro Gonzalez Galdeano (Spa) Euskaltel-Euskadi
 7. Daniel Clavero Sebastian (Spa) Vitalicio Seguros
 8. Alex Zulle (Swi) Festina-Lotus
 9. Fernando Escartin (Spa) Kelme-Costa Blanca
10. Marco Serpellini (Ita) Brescialat-Liquigas
11. Oskar Camenzind (Swi) Mapei-Bricobi
12. Roberto Heras Hernandez (Spa) Kelme-Costa Blanca
13. Dario Frigo (Ita) Saeco
14. Manuel Beltran Martinez (Spa) Banesto
15. Jose Maria Jimenez Sastre (Spa) Banesto
16. Jose Luis Rubiera Vigil (Spa) Kelme-Costa Blanca
17. Jon Odriozola Mugarza (Spa) Banesto
18. Marcos Serrano (Spa) Kelme-Costa Blanca
19. David Etxebarria Alkorta (Spa) ONCE-Deutsche Bank
20. Martin Hvastija (Slo) Cantina Tollo
37.32.49
0.41
1.08
1.30
1.48
2.06
2.20
2.25
2.25
2.35
2.44
2.48
2.52
2.58
3.07
3.13
3.33
3.38
3.40
3.45
Zulleはこのステ−ジでOlanoから2分24秒遅れの15位でした。彼がこんなに遅れるとは。
彼は、今年のGiro d'Italiaの
第15ステ−ジ Triesteでの個人タイムトライアル(40km)で優勝しています。そのステ−ジは、標高245mとはいえ山岳ポイントもありました。
Alcudia(Baleares島) でのOlanoのタイム47分7秒に対して、ZulleはTriesteで44分38秒でした。
同じ距離の平地の方が遅いという結果となってしまって、ちょっと意外です。
Baleares島のコ−スは、向かい風が強かったのでしょうか。

総合20位迄のFestina勢はZulleのみとなってしまいました。Virenque は22位、Dufauxは35位迄下がってしまいました。
精彩を欠くFestinaチ−ム。Tour de Franceの後遺症でしょうか。・・・・もっとも、Zulle以外はタイムトライアルが得意じゃないですからねえ。

第10ステ−ジ(9月15日)から、山岳ステ−ジが続きます。
Giro d'Italiaに比べて難易度が低い山岳とはいえ、個人タイムトライアルで不本意な結果に終わったZulleにとって厳しくなりそうです。彼は、個人タイムトライアルで総合1位に飛び出し、そのまま余勢を駆って山岳に挑むというタイプだと思います。3連覇は可能か・・・危ういか?

Jalabert、Olano、Armstrong、Zulleの巴戦を予想していますけど、早々と・・・第10ステ−ジ(プロフィ−ルマップ) あたりでJalabertが脱落して、その欠けたポジションにCamenzindかEscartinが入ってきそうに思います。・・・・Mauriだったりして・・・
contents
12 Sep.1998
Vuelta a Espana 6aetapa 〜7aetapa
やはり、第6ステ−ジで総合20位迄に有力選手が上がってきて、Vuelta a Espanaの方向が見えてきました。
総合成績(7 aetapa)
 1. Jose Maria Jimenez Sastre (Spa) Banesto
 2. Roberto Heras Hernandez (Spa) Kelme-Costa Blanca
 3. Laurent Jalabert (Fra) ONCE-Deutsche Bank
 4. Abraham Olano Manzano (Spa) Banesto
 5. Dario Frigo (Ita) Saeco
 6. Manuel Beltran Martinez (Spa) Banesto
 7. Fernando Escartin (Spa) Kelme-Costa Blanca
 8. Oskar Camenzind (Swi) Mapei-Bricobi
 9. Daniel Clavero Sebastian (Spa) Vitalicio Seguros
10. Michael Claus Moller (Den) TVM-Farm Frites
11. Alex Zulle (Swi) Festina-Lotus
12. Lance Armstrong (USA) US Postal
13. Marcos Serrano (Spa) Kelme-Costa Blanca
14. Felix M. Garcia Casas (Spa) Festina-Lotus
15. Jose Luis Rubiera Vigil (Spa) Kelme-Costa Blanca
16. David Etxebarria Alkorta (Spa) ONCE-Deutsche Bank
17. Alvaro Gonzalez Galdeano (Spa) Euskaltel-Euskadi
18. Marco Serpellini (Ita) Brescialat-Liquigas
19. Laurent Dufaux (Swi) Festina-Lotus
20. Richard Virenque (Fra) Festina-Lotus
28.24.34
0.31
0.36
0.58
0.59
0.59
0.59
0.59
0.59
0.59
0.59
0.59
0.59
0.59
1.09
1.12
1.13
1.14
1.14
1.14
Jimenezは1997年のVueltaで山岳賞をとっています。Banestoチ−ムでは、Olanoに次ぐ第2エ−スの位置にいるようです。
今年のGiroでスイス人Camenzindは4位となっています。そのときClaveroは5位でした。
この3人は、結構注目株だと思います。
癌療養から帰ってきたArmstrongも、どういう走りをするか楽しみです。

総合1位のJimenezから20位のVirenqueまで1分14秒差です。第9ステ−ジの個人タイムトライアル迄、トップ20の時間差はそれ程変化ないと予想します。
個人タイムトライアルでZulleかOlanoがステ−ジ優勝、総合1位となるでしょう・・・・まともすぎる予測。
スプリンタ−達は、クライマ−とオ−ルラウンダ−から徐々に遅れて、総合順位の後ろの方に固まってくるでしょう。

第7ステ−ジ(9月11日)は、カテゴリ−2の峠がステ−ジ前半にあったことも影響してか、スプリンタ−達には峠が驚異ではなく大集団でのゴ−ルでした。
ステ−ジ優勝は、Giovanni Lombardi(Ita/Telekom)で、総合順位に大きな動きはありませんでした。

AlicanteからValenciaに至る海岸線は、Costa Blanca(コスタブランカ/白い海岸)と呼ばれ、美しい風景が続きます。
1994年にそこを、よそ見しながら少し蛇行気味に車を走らせていると、地元のおじさんにフラフラ走ってると警察に目をつけられるよと忠告を受けちゃいました。・・・・断片的に判る単語と、身振りでそういっていると理解できました。
あぁ・・・本場物のバレンシアオレンジも美味かった。
contents
10 Sep.1998
Vuelta a Espana 2aetapa 〜5aetapa
第2ステ−ジから第4ステ−ジにかけて、イエロ−ジャ−ジ(総合1位)が目まぐるしく変わっています。
Marcus Zberg(Swi/Post Swiss)からLaurent Jalabert(Fra/ONCE)、Fabrizio Guidi(Ita/Polti)・・・日替わり。

第5ステ−ジ(9月9日)はJeroen Blijlevens(Ned/TVM)がステ−ジ優勝、総合1位はGuidi、2位はJalabert、3位Zbergで前日と同じ。GuidiとZbergのタイム差は7秒です。

1atapaから7aetapaまではスペインのフライパンと呼ばれるAndalcia(アンダルシア)地方のCordoba(コルドバ)から、Murcia(ムルシア)地方Valencia(バレンシア)地方に至る、風が止まると灼熱地獄0のステ−ジです。
緑少なく、まばらなオリ−ブの木がロ−ドエリ−ト達を迎えます。
彼らは、すでに洗礼を受けていることでしょう。

6atapaと7atapaでは、山岳の試練も・・・・
7atapaには、700mの標高差を距離15kmで登るクライムがあります。平均勾配4.4%カテゴリ−2とあります。
これで上位に昇れるエリ−トが、ぼんやりと・・・はっきりかな?・・・絞られてくるでしょう。

Webの資料を見ると、山岳の平均勾配の最高は7%です。
んん・・・ちょっと・・・やっぱり、物足らないですねえ。
総合1位のイエロ−ジャ−ジは、Zulleが1997年のように危なげなく確保すると予想します。彼、この程度の山岳だったら切り抜けるでしょうから。山岳スペシャリスト少なそうですから。
Virenque・・・どんな仕事するの?
contents
7 Sep.1998
Vuelta a Espana 1aetapa
Vuelta a Espana・・・ちょっともの足らない。なんて事をいうと、スペイン人達に失礼にでしょう。
今年は、楽しませてくれそうです。

Tour de Franceで魔女にされてしまった(これ、私の偏見です。あしからず)Festinaがチ−ム名の頭にLotusを付けてエントリ−しています。
それも豪華メンバ−です。4枚看板です・・・・Virenque、Zulle、Dufaux、Brochard

今年こそは・・・で臨んだTourでの疑惑。Richard Virenqueは無念をどこへ・・・Vueltaへと・・・
Giro d'ItaliaでPantaniにしてやられてしまったAlex Zulle・・・私は彼、Vuelta要員と思っていました。
Laurent Dufaux、彼は1997年のVueltaでLotus-Festinaのエ−スでした。 スペインの観客達は、「スイス人」と呼んでいました。Zulle、Romingerは「ツ−レ」「ロミンゲル」と呼ばれていました。
才能と、ほんのちょっとした幸運でレインボ−ジャ−ジを手に入れてしまったLaurent Brochard・・・世界戦勝者という冠詞を持つ一流アシスト。
彼らは、どのような思惑の元で走るのでしょうか。

癌から立ち直ったLance Armstrong(USA/US Postal)・・・
Tour de Franceでのストライキ首謀者、Laurent Jarabert(Fra/ONCE)・・・
彼らは、いかにしてイエロジャ−ジを目指すのか?

第1ステ−ジが終わりました。クライマ−達は、おとなしくしています。
contents
line
タイムリー/ノットタイムリー  Top page
Vol.5 [Intermezzo.....Primavera 1998] Vol.6 [Giro d'Italia 1998 - 見聞]
Vol.7 [Tour de France 1998] Vol.8 [Vuelta a Espana 1998]
Vol.9 [Intermezzo.....Autunno 1998]
home
line
Copyright (C) 1998 Masayuki Kusunose