タイムリ−/ノットタイムリ−
Vol.5
Intermezzo(間奏曲).....Primavera(春) 1998


last update : 18 May 1998
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Intoroduction
今年Giro d'Italiaを見に行きます。
少なくとも私の気持ちとしては、行くつもりでいます。
5月の第三火曜日、19日に関空を出てGiroが終わった翌日に、彼の地を発ちます。
最初の一週間はToscana州、Umbria州の大きな町、小さな町をぶらつくつもりです。

Giro d'Italiaと、Italiaの田舎町で想ったこと、得たことはタイムリ−/ノットタイムリ− Vol.6 に載せます。

・・・間奏曲・・・という程、大仰ではないですが、このVol.5はそれまでのつなぎです。
イタリアまでの航空券、レンタカ−等の情報も載せます。
Contents
プロロ−グ、第1ステ−ジ 18 May 1998 Giro d'Italia:メンバ− 16 May 1998
Giro d'Italia情報? 14 May 1998 ワンディ・レ−ス(WC) 19 Apr.1998
航空券、宿 14 Apr.1998 レンタカ− 9 Apr.1998
Milano - Sanremo 30 Mar.1998
18 May 1998
プロロ−グ、第1ステ−ジ
Nizza(ニ−ス)でのPrologo(プロ−ロ−グ)でAlex Zuelle(Festina)がマリアロ−ザに腕を通しました。やっぱり強いですねえ。
見慣れていたONCEの黄色い衣装から、Festinaのちょっと落ち着いた色彩の衣装に変わった彼の姿に、私はちょっと違和感を感じます。しかしすぐにピンクの衣装に・・・似合ってんでしょうかねえ。
彼、まさかこのますんなりとMilanoへという事はないでしょうねえ。

第一ステ−ジでは、1321mのColle di Tendaが待ち受けています。
クライマ−達には、足慣らしのステ−ジとなるのでしょうねえ。スプリンタ−達もそれほどは遅れないでしょう。
Piccoli(Brescialat)あたりが、山岳ポイントをちょこちょこと貯め始めることでしょう。
見事なスキンヘッドをRAIのサイトでPantani(Mercatone Uno)が見せてくれていました。

第1ステ−ジでPiccoliが勝っちゃっいました。山岳ポイントは稼いでないようです。
総合1位はZulleのままです。2位はタイムトライアルに強いウクライナ人のGontchar(Cantina Tollo)・・・彼が今年の注目株のような気がします。

オフィシャルサイトのEnergy・・・重いですねえ。

明日からGiro d'Italiaを見に行きます。
contents
16 May 1998
Giro d'Italia:メンバ−
オフィシャルサイトのEnergyにやっとメンバ−リストが載りました。
文句言ってみるものですねえ、聞こえてないでしょうけど。
Tour de France、Vuelta a Espanaあたりだと、とっくの昔にオフィシャルサイトに載っていることでしょうねえ。
さすがイタリア、ノンビリしてます。Giro d'Italiaが始まると一気にホルテ−ジアップするでしょうけど。
私、個人的には好きです、こんないい加減さ(我々から見て)が。
いい加減なのは、Web上だけかもしれません・・・そうかなあ・・・

1997年のマリアロ−ザIvan Gotti(ITA - Saeco)、Zaina(ITA - Bresialat)、Tonkov(RUS - Mapei) 、Leblanc(FRA - Polti)などなど、役者は出揃っています。
盛りを過ぎたイタリアのスタ−、Chiappucci(ITA - Ros Mary)、Bugno(ITA - Mapei)もメンバ−に入っています。彼らなりの見せ場を作ってくれるでしょう。

なんといっても、忘れちゃあ申し訳ない、Pantani(ITA - Mercatone Uno)・・・見てみたい。
彼は、どんな雰囲気をまとって山岳をこなすんでしょう。
黒猫よけの呪文を唱えながら上がってくるのでしょう?

楽しみです。
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14 May 1998
Giro d'Italia情報?
Giro d'Italiaが始まるまでほんのわずかだというのに、
RAIのサイト、Energyのサイト、La Gazzetta dello Sportのサイト、どれにも選手リスト、通過予定時刻などの情報がアップされていません。
Energyのサイトのチ−ム一覧には、チ-ムの監督名等は書かれていますが、肝心の選手リストが有りません。

どうなっちゃているんでしょうね。まあ、イタリア人達のことですからこんなもんかもしれません。
プロロ−グの日には詳しい情報がアップされるかもしれません・・・あてになるかなあ。
私、19日に関空から飛ぶんですよ。それまでにはいくら何でもアップされるんでしょうねえ。
イタリアに入ったら早々にBicisportのLa Guida del Giro'98を探さなきゃあ。
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19 Apr.1998
ワンディ・レ−ス(World Cup)
今日までにワ−ルドカップ(WC)は3戦終わっています。あと2戦すればいよいよグランツ−ルの季節に突入です。

4月5日WC2戦のRonde van Vlaanderen(Bergium)が始まる前、1990年の世界チャンピオンRudy Dhaenenseが自動車事故で昏睡状態となり、6日に亡くなったようです。
Bill's Cycle Racing Results and News Serviceに1990年、宇都宮で金メダルにキスしている写真が有りました。
我々に本物のロ−ドレ−スを見せてくれた世界選手権。その舞台で、前評判の高かったGreg Lemondが遠く及ばなかった、一段と高いステ−ジでそれを手にしたのです。
いつの間にやら彼の名を忘れていました。久しぶりに見る彼の名の横に「Died Monday April 6」とは・・・無情ですねえ。

さてそのRonde van Vlaanderenでの勝者Johan MuseeuwはWC3戦のPris - Roubaix(France)で落車。派手にヒザを負傷したらしく今期はもう絶望的状況になったようです。
しかし彼の僚友達が、Pris-Roubaixの表彰台を独占してMAPEI's Dayとなったようで、今年のWC(ワ−ルドカップ)はMapeiチ−ムが台風の目となりそうです。
そして今日、19日は第4戦Liege - Bastogne - Liegeです。
どのような展開になるのでしょう。

ステ−ジレ−スの方は、Festinaチ−ムが引っ掻きまわしそうな気がしています。
何せ、豪華メンバ−です。今が旬の連中がごろごろしています。
かつてはスペインのチ−ムでした。アンドラ(Andorra)、フランスと本拠地を移し、選手も十分に多国籍化されています。なんかやってくれそうです。チ−ムが個人の思惑で、空中分解しないかぎり。
Anddoraで買った、安物のFestinaのようにスタ−ト位置の秒針があらぬところを向かないかぎり。
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14 Apr.1998
航空券、宿
1996年の同時期に比べると、えらく安くなっています。
まずは、一覧表を見てください。
スイス航空(SR) 関空からの往復 - 3月24日,25日の問い合わせ
四季の旅社 IACEトラベル JTB トラベルアリス SPC Jツア− フェスタ
クリエ−ション
0120
-456-733
0120
-192-115
0120
-011-777
0120
-80-9393
0120
-550-007
06
-345-0002
\112,000 \113,000 \102,300 \107,000 \119,000 \115,000 \94,800
もちろん往復料金です。
他に、スイスから日本に帰るとき出国税が\1,400位かかります。
航空券の送料も必要となる場合が有ります
いうまでもなく、\94,800のフェスタ・クリエ−ションに予約を入れました。
出国税と送料\1,000が他に必要でした。それでも他よりシ−ズナブルです。何よりも10万円を切ったといのが驚きです。
JTBが格安航空券業界に、本格的参入をして来ました。私の調べた範囲内では二番目の安さです。高知のJTBで調べた料金です。地方のオフィスでこの料金だと、JTBのシュア−がまたぞろ高まりそうです。


レンタカ− のところでも書きましたけど、到着日にチュ−リッヒ市内で一泊します。AB-ROAD の「自由旅行」に載ってるホテル予約サ−ビス会社のいくつかに問い合わせたところ、シングルで\12,000から\14,000がざらでした。その中で\9,800という三つ星ホテルが有りました。Hertzレンタカ−の営業所にも近そうなので、それに決めました。
駅のインフォメ−ションで探せばもっと安い所は有ると思いますが、初日というのはホテル探しが煩わしく感じられるのです。
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9 Apr.1998
レンタカ−
イタリアではスイスに比べると、どのレンタカ−会社も割高の料金となっています。
今年Europcarの扱いが、ニッポンレンタカ−からダラ−レンタカ−に変わりました。
まずは、今年の料金から。
少しずつ排気量が違いますが、同料金帯を選んで表にしました。

この料金は、日本から予約を入れる2週間以上のレンタルに適用される特別料金です。
日本の予約センタ−によると、現地で直接借りたら割高だということです。
1998年
- AVIS
0120-31-1911
Hertz
0120-48-9882
Europcar
(ダラ−レンタカ−)
0120-117-801
- ZRH-Airprort
(SF)
ZRH-City
(SF)
ZRH-Airprort
(SF)
ZRH-City
(SF)
ZRH-Airprort
(SF)
基本料金(1日) 71.60 71.60 71.40 71.40 66.43
車両保険(1日) inc. inc. inc. inc 25.35
対人保険 inc. inc. inc. inc. inc.
対物保険 inc. inc. inc. inc. inc.
盗難保険(1日) inc. inc. inc. inc. 6.57
Savice Charge 12% - 12% - -
TAX(税金) 6.5% - 6.5% - ?
Total 1708.09 1432.00 1703.32 1428.00 1967.00
Total日本円 153,728 128,880 153,299 128,520 177,030
代表車種 Vectora 1.8(MT) Golf 1.4〜1.6(MT) 1.6(MT)
全てエアコン無し、20日間のレンタル。
ZRH-Airportはチュ−リッヒ空港、ZRH-Cityは、チュ−リッヒ市内。
レ−トは、1SF=\90(1998年4月)
Savice Chargeは空港で借りた場合に必要。
inc.は基本料金に含まれるという意味。
Europcarの扱いが、変わったせいか他よりも高くなっています。
イタリアでは、トスカ−ナまで南下するとエアコンが必要となります。・・・どうにか我慢できます。
参考までに、Hertzレンタカ−のエアコン付きは1日あたり87.15SFです。その代表車種は、Opel Vectra1.8〜2.0(MT)です。

次に昨年の料金です。
1997年
- AVIS
0120-31-1911
Hertz
0120-48-9882
Europcar
- GNV
(SF)
MAD
(Pts)
GNV
(SF)
MAD
(Pts)
GNV
(SF)
MAD
(Pts)
基本料金(1日) 88.5 9,160 106.05 7,880 52.93 2,957
車両保険(1日) inc. inc. inc. inc 31.00 1,960
対人保険 inc. inc. inc. inc. inc. inc.
対物保険 inc. inc. inc. inc. inc. inc.
盗難保険(1日) 10.33 650 inc. inc. 8.00 360
Savice Charge 12% 1,600 12% 2,088 12% 約3,000
TAX(税金) inc. 16% inc. inc. 6% 16%
Total 2213.79 229,448 2375.52 159,688 2182.79 125,906
Total日本円 177,103 183,558 190,042 127,750 174,623 100,725
代表車種 Vectora2.0
(AT)
Astra1.6
(MT)
Omega
(AT)
-
(MT)
VW
(AT)
Peugeot306
(MT)
全てエアコン付き、20日間のレンタル。
GNVはジュ−ネ−ブ、MADはマドリッド
レ−トは、1SF=\80、1Pts=\0.8(1997年9月)
エアコンが付いてこの料金ですから、スペインの低料金は際立っています。
スイス国内(チュ−リッヒ、ジュネ−ブ)の同じ会社で借りても、毎年料金が違います。
去年安かったところが今年も安いとは限りません。

私は、保証はできないが「エアコン付き」のリクエストができると言ってくれたHertzに予約を入れました。
チュ−リッヒ市内で借りて、空港で返すという設定だとSavice Chargeは掛かりません。そしてその差は実に\25,000近くで・・・市内の営業所は駅から1km程度の距離。
ただし営業時間が、午後7時くらいまでなのでホテルが必要となります。
けれども、ホテル代が\10,000かかったとしても、余った金はイタリアで1〜2日位の生活資金となります。
ということで、市内で借りることとしました。
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30 Mar.1998
Milano - Sanremo
ちょっと古い話ですが、3月21日(土)のワ−ルドカップ第1戦Milano - San Remoは、18人の集団ゴ−ルスプリントでTelekom-ADRのEric Zabelが勝っちゃたようで、2年連続の優勝ということらしいです。
サイクルガレージのレ−スレポ−トに砂田氏が書いていました。

エントリ−200人、スタ−ト198人、ゴ−ルまで辿りついたのは173人です。
294kmをEric Zabelの集団は7h10m14s、41km/hで駆け抜けました。速いとは言い難い平均スピ−ドです。
25人しか脱落していないととからも、「楽な」レ−スだったかもしれません・・・これは私の勝手な想像です。

Bill's Cycle Racing Results and News ServiceMilan - San Remo Result and Reportsを眺めてみたら、Top20に4位のStefano Zanini(Mapei)を頭に何とイタリア人が、10人も入っていました。
2番目のフランス人は4人ですから、強いですねえ、粒ぞろいですねえ。
今年もイタリア人達が、いろんなレ−スで目立ちそうです。しかしTour de France、Vuelta a Espanaで勝つことはないでしょうねえ。彼らは、ちょっと決定力が欠けているようですから。
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