:: 29 July 2012 ::
Webで得た情報で、美しい風景だろうと想像していたスロベニア・アルプス、狭い峠道を繋いだドライブでほんの少し垣間見て来ました。
スロベニアのキャンプ場で数泊する予定でしたが、どのキャンプ場も川遊びの連中で混み合っていて気勢をそがれてしまいました。
そして天候と訪れた時間の関係で光線の具合がよろしくなく、その美しさをSDカードに記録する事が出来ずに、イタリア経由でオーストリアに戻って来ました。
スロベニア・アルプス第1回戦は、敢なく敗退となってしまいました。
オーストリアとイタリアに跨るチロル地方の延長線上にあるスロベニア・アルプスは、イタリアのドロミテを思わせる山塊が規模は小さいながらも存在していました。
辿ったコースは、オーストリアのVillachという町からB86、B109と繋ぎ南下、Wurzenpass(1,073m)を越えてスロベニアの202号線から国立公園内の206号線で標高1,611mの峠を越しました。
206号線から繋がる203号線を少し南下しましたが、キャンプ場の状況が芳しくなくて、反転北上しイタリアへの峠道を越して、SS54、SS13と繋ぎオーストリアへ、B83、B85でFerlachの開放感たっぷりのキャンプ場に落ち着きました。
212kmというループを描くドライブとしては、まあまあの距離でした。
山岳ルートのみの走行でしたが、スロベニアの道路は狭くて路面状態も悪く、バイクが多く、自転車ツーリストも居て運転には気を使います。
他のヨーロッパの国と同様に、ドライバーは自転車に気を使ってくれていますが、路面の悪さと狭さもあって山岳ルートを自転車で走る事は、遠慮したいです。
しかし、あえて行く価値はあると思います。
少しだけ垣間見た美しいスロベニア・アルプスは、もっと他の場所へ行きたいという欲求を持たせてくれました。
5月末から6月末くらいが、山々に雪が残っていて素晴らしいシーズンになると思います。
今度は、Tour de SuisseとTour de Franceの間、山中のキャンプ場は避けて平地のキャンプ場を物色しつつ訪れるとしましょうか。