:: 22 July 2011 ::
ゴール4kmから柵になってしまったAlpe-d'Huez。
それを避けて柵の1km程手前の斜面に座っているとスペイン人の一行が、大量のコーラの2リットル・ボトルとパン、ハムを持ってやって来ました。
10リットル程のウオーター・コンテナには、コーラと赤ワインの混合物らしきものが入っていましたが、それには手を付けずにもっぱらスコッチとコーラの混合物をあおっていました。
少し酔うとお決まりの合唱が始まり、Perico(ペドロ・デルガド)、Indurain(ミゲール・インデゥライン)の名前がその歌詞の中に交じり、また飲んで、バケットにハムを挟んで食べ、また合唱と繰り返します。
フランス人の観客が「Contador」と突っ込みを入れると、少しだけ意気消沈となり、また飲んで、「Perico、Indurain」を挟んだやつを歌っていました。
その彼ら、Contadorのアタックを聞きつけた途端に「Contador」を挟んで、それまで以上に陽気に合唱を繰り返していました。
そして、Contadorが単独で上がってくると、尻を押しそうなくらいの勢いとなって伴走していました。
宴たけなわになる少し前に、「フォト、フォト」とせがむ彼らを撮りました。
Alpe-d'Huezのステージは、スペイン人の写真好きを再確認した日でもありました。