今年の道具たちの一部を紹介します。
デジタル一眼レフカメラは、ニコンのD70がCFカードに書き込んだデーターを自ら壊すと言う状況になってしまい、修理するとかなりの額になりそうだったので、D70を修理するより一寸高いのですが、D90が出て製造が終わったD80を安く仕入れました。
PCは、2004年製の無線LANユニット後付けPower Bookの、USB経由のデジタル画像ファイルの取り込みの遅さに我慢しきれなくなって、昨年から流行っているネット・ブック一族、EPSON製の Endeavor Na01を発売当初に仕入れて、LinuxのディストリビューションであるUbuntuをインストールして使っています。
道路脇の駐車スペースでロックされていない無線LANを探してインターネットに接続できるし、SDカードスロットが付いていて画像ファイルの取り込みも段違いに速くなり快適です。
そのロックされていない無線LANを探す手段として、昨年はSONY Myloを使っていたのですが、大きいし、UI(ユーザーインターフェイス)の出来がよろしく無く、扱いにくさにうんざりし、AppleのiPod Touchを仕入れました。
これが大当たりで、Apple流のUI(ユーザーインターフェイス)は自分の好みでもあるし、巷に溢れているiPod Touchのアプリケーションで有益で無料なものをインストールして使えるのがよろしいです。
一番ありがたいアプリケーションは、今年はAMEXのT/C(トラベラーズ・チェック)を主体に使っているので、インターネットに接続出来れば為替レートをアップデートしてくれるアプリケーションです。
T/Cを買った時の為替レートより円安ならクレジットカードを、円高ならT/Cから両替した現金を使うように心がけていますが、フランスでのT/Cの現金化にはちょっと苦労させられました。・・・・AMEXのWebサイトでは提携しているので大丈夫だとなっているのに、小さな町だけで無く大きな町のLa Poste(郵便局)でも「県庁所在地へ行け」と断られてしまいます。・・・その町で片っ端から銀行をあたり、現金化は出来たのですが。
iPod Touchに接続されている白いFMトランスミッター(送信器)、CDを何枚も持って行かなくても沢山の曲を車中で聞けるという点で役立っていますが、ヨーロッパは放送局の数が半端じゃあなくて、混信に悩まされるので車体に付いているアンテナを外して使っています。
FMトランスミッターについては、周波数帯が日本とヨーロッパでは違っているので要注意です。
サイクリングのロガー(記録装置)として興味深い存在だった、GPSサイクル・コンピュータGARMIN Edge 705にケイデンス発信器とハートレート発信器、それと2GBのMicro SDカードが付いた商品をWebで見付け、ヨーロッパでのサイクリング・ロガーとして使おうと、日本語が扱えないという事も気にせずに衝動買いしてしまいました。
5万円近い出費は痛かったものの、2GBのMicro SDカードにヨーロッパ地図データーがインストールされていた、いわゆる地図付きのセット商品だったので、良い買いものとなりました。
それは、ボタン操作でMenu → Settings → Routingと辿ってCalculate Routes for(ルート計算)をCar/Motorcycleに設定すれば、車のGPSナビゲーション・システムとしても十分に機能してくれるからです。
昨年までの地図を広げて目的地までのルートを選定、道路番号、途中の町、大体の距離などを小さなノートに書き写す、という手間が無くなったのは有難い事です。
出発地をセットしておけば、自転車で目的地を定めずどの道を通ったか記憶しておかなくても、Calculate Routes for(ルート計算)をBicycleに設定しておけば、戻りの道をナビゲーションしてくれるのも土地勘の無い地域では有難い機能です。
たまに、必要の無い山道を走らせようとナビゲーションしてくれます。