今年のTour de Suisseは、リヒテンシュタインからスタートしました。
今までの経験から、その周辺のキャンプ場は込み合ってるか、定置型モービル・ハウスの群れが溢れていて、気持ちの上での快適性は期待出来ないだろうと思い、国境を越えてオーストリアのキャンプ場に居場所を見出しました。
そのキャンプ場にもモービル・ハウスの群れは居ましたが、開放感は十分で少し傾斜してはいるものの、綺麗な草が生えているし、トイレに紙と石鹸液、手拭きの紙まで備えられています。
10ユーロでお釣を貰える料金、ついでにキャンプ場の主でもある隣の4ツ星ホテルの無線LANが無料で使えて、言う事なしです。
そこから、片道30数kmでスタート地点に向かいました。

スイスに入るのは出る時よりも厳しくて、パスポートと運転免許証のチェックを受けなければなりませんでした。
リクイガスでマッサーをしている中野氏によると、最近はスイス国境のチェックが厳しくてなっているという事なので、まあこんなものでしょう。

Tour de Suisseの雰囲気は予想通り、のんびりとしたもので、なんなくスタート台の裏側に回れたりしました。
個人TT(タイム・トライアル)のサポートカーに付けられるネーム・プレートが整然と並んでいるさまは、いかにもこれからレースが始まるんだと言う事が感じられました。
燃料フィルター詰まりの件が解決すれば、詰まる確率を少しでも下げるために山岳は避けて、毎日のように何処かでTour de Suisseを見る事となるでしょう。
明日は月曜日、3度目の燃料フィルターの詰まりを直しにキャンプ場近くのGarage(ガレージ)に行きます。・・・・・燃料フィルター、いやなヤツです。