:::: 14 Sep 2004 ::::
プロ選手の集団は密集度が高くてコンパクトだと言われていますが、この日はそれがよく分かりました。
Vuelta a Espanaの第11ステージ、この日も逃げている選手が通過する10分前に、大型の農耕車が何処からか現れて脇道へ入って行きました。
向かいの坂を下ってくる集団、数人の選手が道路上に引かれたラインからはみ出しています。
こちら側では畑の世話をしに来た農夫やちょうど居合わせた人々がラインの外側の路側帯に居るので、そのままの状態だと見物人と衝突します。
・・・言うまでもなく、選手はこちら側に来るまでにラインの中に入り、事なきを得ます。
選手達が集団で通過する場所では、何と言うほどのことはない普通の風景です。
沿道で警備をしている警官(?)は、見物人にラインから中に入らないように促しています。
まあ、促さなくても選手が通過する前にはラインの外側に避けるのですが、警備をしている立場上、ラインの中に入るなと促すのでしょう。
こういう道路では、白いラインが観客と選手を分けています。