:::: 13 June 2004 ::::
チェコのPrahaの旧市街は、ドナウ(Donau)川の両側に展開しています。
下流に向かって右側は平地に、左側は丘に向かって旧市街が広がっています。
左右を結ぶ橋の一つは、時間帯が悪ければ見動きがとれなくなるほどに、観光客で溢れかえっています。
橋の上には等間隔で、時代もののモニュメントが並んでいて、土産物屋、楽器ケースや帽子を置いて演奏する人たちが観光客の足を止めようとしています。
・・・モニュメントが、彫刻かブロンズかは分かりません。・・・・Prahaでは、彫刻も薄汚れていることが多いのですから・・・たぶん、ブロンズでしょう。

右側の旧市街に在るOld Town Squareという広場も、観光客で溢れています。
広場の一片は、木陰の下にベンチと土産物屋が並んでいます。
コークスを燃やして、そこら辺りから拾ってきた様な鉄棒を赤く焼くところから始める、というパフォーマンスで客寄せをしている鉄細工の店が2軒ありました。
その反対側に並んだ、「牛」たちが今年のPrahaで一番人気だったようで、触るなというマークが「牛」の足下に張られているにもかかわらず、思い思いのポーズの相手にされていました。
「牛」たちは、町の至る所に単独で、或いは連れ立って出没していて観光客の足を止めていました。・・・・私の足も。
中でもこの「牛」たちの集団の数が一番多かったように思います。

Prahaには、昨年は時間がなくて見に行けなかったMucha Musum(ミュシャ美術館)と、観光客向けと思われる、教会や歴史的建物で行われる1時間ほどのコンサートを聞きたくて訪れました。
そのどちらも、満足できるものでした。